相楽園とは

相楽園は、兵庫県神戸市中央区中山手通にある神戸市立の日本庭園で、園内にある明治35年(1902年)の旧ハッサム住宅、明治40年(1907年)ごろの旧小寺家厩舎、江戸時代中期の船屋形の3件が国の重要文化財に指定されている(文化庁)。3件とも神戸市が所有する。

隅に塔屋を立てた旧小寺家厩舎
隅に塔屋を立てた旧小寺家厩舎KishujiRapid / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons

神戸市によれば、相楽園は市の公園のうち唯一の近代日本庭園で、面積は1.4ヘクタールある。

3件の構成

旧ハッサム住宅は、英国人ハッサムがハンセルの設計で北野町に建てた外国人住宅で、神戸の外国人住宅のすぐれたものの一つとされる(文化庁)。旧小寺家厩舎は、河合浩蔵の設計と伝わる煉瓦造2階建の厩舎で、隅に廻り階段の塔屋を立て、1階を馬車庫と馬小屋、2階を馬丁と御者の部屋とする(文化庁)。

船屋形は、江戸時代に姫路藩主が河川の遊覧に使った川御座船の居室の部分で、昭和55年(1980年)に相楽園に移され陸上で保存されている(神戸市)。川御座船としては国内唯一とされる。和風の庭園の中に、明治の洋館と煉瓦の厩舎、江戸の船の屋形が並ぶ。各棟の構造は、それぞれのページで扱っている。

見学について

神戸市によれば、相楽園は9時から17時まで開園し、木曜日は休園する(つつじと菊花展の期間は無休)。入園料が必要である。船屋形は内部に入れず、公開日に外側の見学台から内部を見学する。

参考文献

旧ハッサム住宅(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/2244
旧小寺家厩舎(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/2245
船屋形(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/2246
令和5年度 相楽園の管理運営に対する評価票(神戸市)
https://www.city.kobe.lg.jp/documents/18149/2.pdf
重要文化財「船屋形」の外観公開(神戸市)
https://www.city.kobe.lg.jp/a21651/kanko/bunka/bunkazai/estate/events/r6_funayakata_koukai_haru.html
国指定重要文化財「旧ハッサム住宅」(神戸市)
https://www.city.kobe.lg.jp/a21651/kanko/bunka/bunkashisetsu/foreigner/sub7.html

最終更新日: 2026.10.23

基本情報

名称相楽園
所在地兵庫県神戸市中央区中山手通
所有者神戸市
指定重要文化財 3件
座標34.69282, 135.18167