旧小寺家厩舎とは

旧小寺家厩舎は、兵庫県神戸市中央区中山手通(相楽園内)にある明治40年(1907年)ごろの西欧風の民家の意匠を取り入れた煉瓦造の厩舎で、昭和45年(1970年)6月17日に国の重要文化財に指定された(文化庁)。読みは「きゅうこでらけきゅうしゃ」。

隅に塔屋を立てた旧小寺家厩舎
隅に塔屋を立てた旧小寺家厩舎KishujiRapid / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons

文化庁の記録では、煉瓦造2階建、一部吹抜、塔屋付、スレート葺で、建築面積188.1平方メートル。附として作業場1所、設計図66枚、予算書及び工事仕様書1冊があわせて指定されている。指定番号は01771である。

馬車庫と馬丁の部屋を重ねた厩舎

旧小寺家厩舎は、明治末年につくられた煉瓦造2階建の厩舎で、西欧風の民家の意匠を取り入れ、河合浩蔵の設計と伝えられる(文化庁)。1階は馬車庫と馬小屋、2階は馬丁と御者の宿泊室である。

隅に廻り階段室の塔屋を、屋根に小屋根や屋根窓を設け、出入口や窓廻りに石材を配して変化をつけている(文化庁)。作業場と、設計図66枚、予算書及び工事仕様書もあわせて指定されている。

重要文化財としての価値

文化庁は、厩舎として遺例の少ないものとしている。

見どころ

隅に立つ廻り階段の塔屋と、屋根の小屋根や屋根窓、出入口や窓廻りの石材が見どころである(文化庁)。

見学について

神戸市が所有し、神戸市立相楽園の中にある(文化庁)。神戸市によれば、相楽園は9時から17時まで開園し、木曜日は休園する(つつじと菊花展の期間は無休)。入園料が必要である。旧ハッサム住宅・旧小寺家厩舎・船屋形は相楽園のページにまとめている。

Q&A

Q旧小寺家厩舎はいつ建てられましたか?
A明治40年(1907年)ごろです(文化庁)。
Q設計者は?
A河合浩蔵と伝えられています(文化庁)。
Q建物の使い方は?
A1階が馬車庫と馬小屋、2階が馬丁と御者の宿泊室です(文化庁)。
Q附として指定されているものは?
A作業場、設計図66枚、予算書及び工事仕様書です(文化庁)。
Q旧小寺家厩舎が重要文化財に指定されたのはいつですか?
A昭和45年(1970年)6月17日です(文化庁)。

基本情報

名称旧小寺家厩舎(きゅうこでらけきゅうしゃ)
所在地兵庫県神戸市中央区中山手通五丁目3番1号(相楽園内)
指定区分重要文化財(建造物)
指定年昭和45年(1970年)6月17日指定
員数1棟(附 作業場1所、設計図66枚、予算書及び工事仕様書1冊)
寸法煉瓦造2階建、一部吹抜、塔屋付、スレート葺、建築面積188.1㎡
所有者神戸市
公開状況相楽園 9:00〜17:00、木曜休園、入園料あり(神戸市)

参考文献

旧小寺家厩舎(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/2245
令和5年度 相楽園の管理運営に対する評価票(神戸市)
https://www.city.kobe.lg.jp/documents/18149/2.pdf

最終更新日: 2026.10.23