旧小寺家厩舎とは
旧小寺家厩舎は、兵庫県神戸市中央区中山手通(相楽園内)にある明治40年(1907年)ごろの西欧風の民家の意匠を取り入れた煉瓦造の厩舎で、昭和45年(1970年)6月17日に国の重要文化財に指定された(文化庁)。読みは「きゅうこでらけきゅうしゃ」。
文化庁の記録では、煉瓦造2階建、一部吹抜、塔屋付、スレート葺で、建築面積188.1平方メートル。附として作業場1所、設計図66枚、予算書及び工事仕様書1冊があわせて指定されている。指定番号は01771である。
馬車庫と馬丁の部屋を重ねた厩舎
旧小寺家厩舎は、明治末年につくられた煉瓦造2階建の厩舎で、西欧風の民家の意匠を取り入れ、河合浩蔵の設計と伝えられる(文化庁)。1階は馬車庫と馬小屋、2階は馬丁と御者の宿泊室である。
隅に廻り階段室の塔屋を、屋根に小屋根や屋根窓を設け、出入口や窓廻りに石材を配して変化をつけている(文化庁)。作業場と、設計図66枚、予算書及び工事仕様書もあわせて指定されている。
重要文化財としての価値
文化庁は、厩舎として遺例の少ないものとしている。
見どころ
隅に立つ廻り階段の塔屋と、屋根の小屋根や屋根窓、出入口や窓廻りの石材が見どころである(文化庁)。
見学について
神戸市が所有し、神戸市立相楽園の中にある(文化庁)。神戸市によれば、相楽園は9時から17時まで開園し、木曜日は休園する(つつじと菊花展の期間は無休)。入園料が必要である。旧ハッサム住宅・旧小寺家厩舎・船屋形は相楽園のページにまとめている。
Q&A
- 旧小寺家厩舎はいつ建てられましたか?
- 明治40年(1907年)ごろです(文化庁)。
- 設計者は?
- 河合浩蔵と伝えられています(文化庁)。
- 建物の使い方は?
- 1階が馬車庫と馬小屋、2階が馬丁と御者の宿泊室です(文化庁)。
- 附として指定されているものは?
- 作業場、設計図66枚、予算書及び工事仕様書です(文化庁)。
- 旧小寺家厩舎が重要文化財に指定されたのはいつですか?
- 昭和45年(1970年)6月17日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 旧小寺家厩舎(きゅうこでらけきゅうしゃ) |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県神戸市中央区中山手通五丁目3番1号(相楽園内) |
| 指定区分 | 重要文化財(建造物) |
| 指定年 | 昭和45年(1970年)6月17日指定 |
| 員数 | 1棟(附 作業場1所、設計図66枚、予算書及び工事仕様書1冊) |
| 寸法 | 煉瓦造2階建、一部吹抜、塔屋付、スレート葺、建築面積188.1㎡ |
| 所有者 | 神戸市 |
| 公開状況 | 相楽園 9:00〜17:00、木曜休園、入園料あり(神戸市) |
参考文献
- 旧小寺家厩舎(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/2245
- 令和5年度 相楽園の管理運営に対する評価票(神戸市)
- https://www.city.kobe.lg.jp/documents/18149/2.pdf
最終更新日: 2026.10.23