船屋形とは
船屋形は、兵庫県神戸市中央区中山手通(相楽園内)にある天和2年から宝永元年(1682年から1704年)の姫路藩主の川御座船の屋形で、昭和28年(1953年)8月29日に国の重要文化財に指定された(文化庁)。読みは「ふなやかた」。
文化庁の記録では、桁行五間、梁間一間、一重二階、切妻造段違、檜皮葺。指定番号は01240である。
川御座船の居室の部分
船屋形は、桁行五間・梁間一間、一重二階の切妻造段違・檜皮葺の建物で、文化庁は天和2年から宝永元年(1682年から1704年)とする(文化庁)。
神戸市によれば、江戸時代に姫路藩主が河川での遊覧に使った川御座船の一部で、居室にあたる屋形の部分である。昭和55年(1980年)に相楽園に移され、陸上で保存されている。現存する御座船は数例しかなく、川御座船としては国内で唯一とされ、金箔を施した金具や漆塗りの装飾が見どころである。
重要文化財としての価値
文化庁の記録に解説文はなく、構造欄と年代が指定の内容を伝える。17世紀末から18世紀初めの川御座船の屋形である(文化庁、神戸市)。
見どころ
段違いに重ねた切妻の檜皮葺屋根と、金箔の金具や漆塗りの装飾が見どころである(文化庁、神戸市)。
見学について
神戸市が所有し、神戸市立相楽園の中にある(文化庁)。神戸市によれば、内部には入れず、公開日には外側の見学台から内部を見学する。相楽園は9時から17時まで開園し、木曜日は休園する(つつじと菊花展の期間は無休)。旧ハッサム住宅・旧小寺家厩舎・船屋形は相楽園のページにまとめている。
Q&A
- 船屋形はいつつくられましたか?
- 天和2年から宝永元年(1682年から1704年)です(文化庁)。
- もとは何でしたか?
- 姫路藩主の川御座船の居室の部分です(神戸市)。
- いつ相楽園に移されましたか?
- 昭和55年(1980年)です(神戸市)。
- 内部は見られますか?
- 中には入れず、公開日に外の見学台から見られます(神戸市)。
- 船屋形が重要文化財に指定されたのはいつですか?
- 昭和28年(1953年)8月29日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 船屋形(ふなやかた) |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県神戸市中央区中山手通五丁目3番1号(相楽園内) |
| 指定区分 | 重要文化財(建造物) |
| 指定年 | 昭和28年(1953年)8月29日指定 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 桁行五間、梁間一間、一重二階、切妻造段違、檜皮葺 |
| 所有者 | 神戸市 |
| 公開状況 | 相楽園 9:00〜17:00、木曜休園、入園料あり(神戸市) |
参考文献
- 船屋形(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/2246
- 重要文化財「船屋形」の外観公開(神戸市)
- https://www.city.kobe.lg.jp/a21651/kanko/bunka/bunkazai/estate/events/r6_funayakata_koukai_haru.html
- 令和5年度 相楽園の管理運営に対する評価票(神戸市)
- https://www.city.kobe.lg.jp/documents/18149/2.pdf
最終更新日: 2026.10.23