シャトーカミヤ旧醸造場施設とは

シャトーカミヤ旧醸造場施設は、茨城県牛久市中央にある明治36年(1903年)の神谷伝兵衛が創設した煉瓦造のワイン醸造施設で、平成20年(2008年)6月9日に国の重要文化財に指定された(文化庁)。読みは「しゃとーかみやきゅうじょうぞうじょうしせつ」。

時計塔をもつ旧事務室(牛久シャトー本館)
時計塔をもつ旧事務室(牛久シャトー本館)Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons

文化庁の記録では、事務室(煉瓦造2階一部1階建、時計塔付、建築面積308.52平方メートル)、醗酵室(煉瓦造地上2階地下1階建、建築面積436.75平方メートル)、貯蔵庫(煉瓦造1階建、建築面積404.58平方メートル)の3棟からなる。指定番号は02522である。

神谷伝兵衛のワイン醸造場

シャトーカミヤ旧醸造場施設は、神谷伝兵衛が創設したワイン醸造施設で、現存する事務室・醗酵室・貯蔵庫は明治36年(1903年)9月の竣工とみられる(文化庁)。

牛久市観光協会によれば、実業家の神谷傳兵衛が日本で初めての本格的なワイン醸造場として完成させたもので、フランスのボルドー地方の様式を取り入れた赤煉瓦造である。現在は牛久シャトーと呼ばれ、醗酵室は神谷傳兵衛記念館、貯蔵庫はレストランとして使われている。

重要文化財としての価値

文化庁は、明治中期の本格的な煉瓦造ワイン醸造所の主要部がほぼ完存し、高い歴史的価値があるとする。とりわけ醗酵室は当時の醸造工程をうかがえる点で産業技術史上も重要で、事務室は明治中期の煉瓦造建築の意匠水準を計るうえでも価値が高いとしている。

3棟の構成

事務室は時計塔を備えた煉瓦造2階建で、シャトーを名乗るにふさわしい意匠をもつ(文化庁)。醗酵室は地上2階・地下1階建で、各階ごとに配された設備の構成から当時のワイン醸造の工程をうかがうことができる。貯蔵庫は1階建で、北面で醗酵室に接続する。

見どころ

時計塔をもつ事務室の外観と、各階に醸造の設備を配した醗酵室(神谷傳兵衛記念館)が見どころである(文化庁、牛久市観光協会)。

見学について

文化庁の記録ではオエノンホールディングス株式会社が所有する。牛久市観光協会によれば、入園は無料で、見学施設・レストラン・ショップとも臨時休業日と年末年始を除いて無休、駐車場は有料(262台)、JR牛久駅東口から徒歩約8分、問い合わせは029-873-3151。牛久市によれば、ワイナリーは2020年設立の牛久シャトー株式会社が運営し、ショップの営業は10時から18時。

Q&A

Qいつ建てられましたか?
A明治36年(1903年)9月の竣工とみられます(文化庁)。
Q誰が創設しましたか?
A神谷伝兵衛です(文化庁)。
Qどの建物が指定されていますか?
A事務室・醗酵室・貯蔵庫の3棟です(文化庁)。
Q見学できますか?
A入園無料で、年末年始などを除き無休です(牛久市観光協会)。
Qシャトーカミヤ旧醸造場施設が重要文化財に指定されたのはいつですか?
A平成20年(2008年)6月9日です(文化庁)。

基本情報

名称シャトーカミヤ旧醸造場施設(しゃとーかみやきゅうじょうぞうじょうしせつ)
所在地茨城県牛久市中央3-20-4
指定区分重要文化財(建造物)
指定年平成20年(2008年)6月9日指定
員数3棟
寸法事務室 煉瓦造2階一部1階建、時計塔付、建築面積308.52㎡
所有者オエノンホールディングス株式会社
公開状況入園無料、年末年始等を除き無休、JR牛久駅東口から徒歩約8分(牛久市観光協会)

参考文献

シャトーカミヤ旧醸造場施設(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/00004262
牛久日和(牛久市観光協会、2024年)
https://www.city.ushiku.lg.jp/data/doc/1771292095_doc_422_0.pdf
「牛久葡萄酒 Merlot2024」を新発売(牛久市、2025年5月1日)
https://www.city.ushiku.lg.jp/data/doc/1746068400_doc_237_0.pdf

最終更新日: 2026.10.24

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  1. シャトーカミヤ旧醸造場施設 事務室 0.00 km
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  3. シャトーカミヤ旧醸造場施設 醗酵室 0.08 km