旧槙野地小学校校舎とは

旧槙野地小学校校舎は、茨城県久慈郡大子町槙野地にある昭和25年(1950年)建築の木造平屋の校舎で、平成30年(2018年)5月10日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「きゅうまきのちしょうがっこうこうしゃ」。所有者は大子町である。

文化庁の記録では、木造平屋建、瓦葺、建築面積553平方メートル。年代は昭和25年で、昭和36年(1961年)に増築、平成10年(1998年)に改修を受けている。登録番号は08-0313。茨城県教育委員会によれば、学校は平成8年(1996年)に閉校した。

登録有形文化財としての価値

旧槙野地小学校校舎は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説によれば、桁行58メートルに及ぶ長大な木造校舎である。内部は改変されているが、外観は当初の学校建築の形式をよく残している。

文化庁はまた、地域の近代化を牽引した施設として町民に広く親しまれていることを挙げている。山あいの集落に建つ戦後の木造校舎が、閉校後も地域の拠点として残っている。

見どころ

校舎の正面に立つと、58メートルの長さが一望できる。下見板張りの外壁の中央に切妻屋根の玄関を設け、その左右にガラス窓を2段に並べる(文化庁)。等間隔に続く窓の列が、木造校舎らしいリズムをつくっている。

屋根は切妻造の桟瓦葺である(茨城県教育委員会)。長い棟と、中央で手前に突き出す玄関の小さな切妻屋根との組み合わせに注目したい。

見学について

茨城県教育委員会によれば、校舎は改修され、特産品の体験・販売施設として活用されている。施設の公式サイトによれば、現在は地域住民が運営する「大子おやき学校」として使われており、体験は予約制、喫茶は土曜日・日曜日・祝日のみの営業である。営業日や時間は変わることがあるため、施設の案内で確かめたい。

外観は敷地の外から見ることができる。所在地は大子町槙野地2469。

Q&A

Q旧槙野地小学校校舎はいつ建てられましたか?
A昭和25年(1950年)です。昭和36年(1961年)に増築、平成10年(1998年)に改修されています。
Q旧槙野地小学校校舎が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成30年(2018年)5月10日です。
Q校舎の特徴は?
A桁行58メートルの長大な木造平屋で、下見板張りの外壁の中央に切妻屋根の玄関を設け、ガラス窓を2段に並べています。
Q旧槙野地小学校はいつ閉校しましたか?
A平成8年(1996年)です。
Q校舎は今どう使われていますか?
A地域住民が運営する「大子おやき学校」として活用されています。

基本情報

名称旧槙野地小学校校舎(きゅうまきのちしょうがっこうこうしゃ)
所在地茨城県久慈郡大子町槙野地2469
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成30年(2018年)5月10日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、瓦葺、建築面積553平方メートル
所有者大子町
公開状況「大子おやき学校」として活用(営業日は施設の案内を確認)

参考文献

旧槙野地小学校校舎(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00012290
旧槙野地小学校校舎(いばらきの文化財/茨城県教育委員会)
https://kyoiku.pref.ibaraki.jp/bunkazai/bunkazai-registered-5917/
大子おやき学校(公式サイト)
https://www.daigo-oyaki.jp/

最終更新日: 2026.10.05