後藤伯記念公民館とは
後藤伯記念公民館は、岩手県奥州市水沢大手町にある昭和16年(1941年)の公民館で、令和元年(2019年)12月5日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「ごとうはくきねんこうみんかん」。
文化庁の記録では、木造2階建、瓦葺で、建築面積947平方メートル。昭和32年(1957年)に増築、昭和62年(1987年)に改修されている。登録番号は03-0110である。
後藤新平への報恩の公民館
岩手県によれば、後藤伯記念公民館は、元読売新聞社長の正力松太郎が後藤新平への報恩のため、昭和16年(1941年)に建てたもので、「日本初の公民館」とされる。後藤新平は奥州市出身の医師・官僚・政治家で、関東大震災の際には内務大臣兼帝都復興院総裁として東京の復興に尽力した。
公民館は水沢の旧城下の中心部にあり、敷地の西辺に南北棟で建つ本館と、南東側の柔剣道場を逆L字形の建物でつなぐ(文化庁)。
登録有形文化財としての価値
文化庁は、本館の南寄りを大きな切妻屋根として妻壁をハーフティンバー風に飾り、前面に切妻屋根の車寄せを突き出すなど、大小の切妻屋根が重なった風格のあるつくりであるとして、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に登録した。
見どころ
ハーフティンバー風に飾った大きな妻壁と、前面に突き出した切妻屋根の車寄せが見どころである(文化庁)。
見学について
奥州市が所有する公民館である(文化庁)。利用や見学について、公的な案内は確認できなかった。
Q&A
- 後藤伯記念公民館はいつ建てられましたか?
- 昭和16年(1941年)です(文化庁、岩手県)。
- 誰が建てたのですか?
- 元読売新聞社長の正力松太郎が、後藤新平への報恩のために建てました(岩手県)。
- 後藤伯記念公民館の見どころは?
- ハーフティンバー風の大きな妻壁と、大小の切妻屋根が重なる姿です(文化庁)。
- 後藤伯記念公民館はどこにありますか?
- 岩手県奥州市水沢大手町、水沢の旧城下の中心部にあります(文化庁)。
- 後藤伯記念公民館が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 令和元年(2019年)12月5日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 後藤伯記念公民館(ごとうはくきねんこうみんかん) |
|---|---|
| 所在地 | 岩手県奥州市水沢大手町4丁目1 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 令和元年(2019年)12月5日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造2階建、瓦葺、建築面積947㎡ |
| 所有者 | 奥州市 |
| 公開状況 | 公民館(利用・見学の公的な案内なし) |
参考文献
- 後藤伯記念公民館(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00013017
- 日本初の公民館(岩手県 生涯学習推進センター便り)
- https://manabinet.pref.iwate.jp/contents/center/center_letter/010603.pdf
最終更新日: 2026.10.20