観音寺金堂とは

観音寺金堂は、香川県観音寺市八幡町の琴弾山の中腹にある、四国八十八箇所第69番札所・観音寺の本堂で、江戸時代中期の延宝5年(1677年)に建てられた寄棟造の仏堂であり、昭和34年(1959年)6月27日に国の重要文化財に指定された。読みは「かんのんじこんどう」(文化庁)。

文化庁の記録では、桁行三間、梁間四間、一重、寄棟造、向拝一間、本瓦葺で、所有者は観音寺である。

一寺二霊場の観音寺

観音寺市観光協会によれば、観音寺は約1300年前に法相宗の日証上人が琴弾八幡宮の神宮寺として創立した宝光院に始まり、大同2年(807年)に弘法大師が七堂伽藍を建立して、山号を七宝山、寺号を観音寺と改めたと伝える。

明治初年の神仏分離で、琴弾八幡宮の本地仏の阿弥陀如来像が観音寺の西金堂に移されて第68番札所神恵院となり、同じ境内に二つの札所がある四国霊場で唯一の「一寺二霊場」となった(観音寺市観光協会)。観音寺金堂は第69番札所観音寺の本堂である。

重要文化財としての価値

観音寺金堂は昭和34年(1959年)6月27日に重要文化財に指定された。指定番号は01442である(文化庁)。

ツーリズム四国は、観音寺金堂を朱塗りの柱が色鮮やかな本堂として紹介し、室町時代の建築としている。文化庁の記録では、年代は延宝5年(1677年)である。

見どころ

観音寺金堂は正面3間の寄棟造で、正面に1間の向拝を付け、屋根を本瓦で葺く(文化庁)。

ツーリズム四国によれば、観音寺の境内には宝物館があり、観音寺金堂とあわせて、厨子入りの仏涅槃像や琴弾宮絵縁起など国の重要文化財を数多く収蔵している。

見学について

観音寺金堂は四国霊場の札所の本堂として参拝できる。所在地は観音寺市八幡町1-2-7、JR観音寺駅からタクシーで約8分、駐車場がある(観音寺市観光協会)。

観音寺は琴弾公園の一角にあり、公園には琴弾八幡宮や、砂で描いた巨大な寛永通宝「銭形砂絵」もある(観音寺市)。

Q&A

Q観音寺金堂はいつ建てられましたか?
A文化庁の記録では江戸時代中期の延宝5年(1677年)です。
Qどんな建物ですか?
A桁行三間、梁間四間の寄棟造、本瓦葺の仏堂で、正面に向拝が付きます(文化庁)。
Q「一寺二霊場」とは?
A同じ境内に第68番札所神恵院と第69番札所観音寺がある、四国霊場で唯一の形です(観音寺市観光協会)。
Q参拝できますか?
A四国霊場第69番札所の本堂として参拝できます(観音寺市観光協会)。
Q観音寺金堂が重要文化財になったのはいつですか?
A昭和34年(1959年)6月27日です。

基本情報

名称観音寺金堂(かんのんじこんどう)
所在地香川県観音寺市八幡町1-2-7
指定区分重要文化財(建造物)
指定年昭和34年(1959年)6月27日指定
員数1棟
寸法桁行三間、梁間四間、一重、寄棟造、向拝一間、本瓦葺
所有者観音寺
公開状況札所本堂として参拝可

参考文献

観音寺金堂(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/3290
神恵院 観音寺(観音寺市観光協会)
https://kanonji-kanko.jp/jinnein-kannonji/
第69番札所 七宝山 観音寺(ツーリズム四国)
https://shikoku-tourism.com/spot/24120
琴弾公園(観音寺市)
https://www.city.kanonji.kagawa.jp/soshiki/21/1467.html

最終更新日: 2026.10.11