ヤッコソウ発生地とは:シイの根に寄生する珍しい植物の発生地

ヤッコソウ発生地(やっこそうはっせいち)は、鹿児島県日置市東市来町湯田にある、寄生植物ヤッコソウの発生地で、大正11年(1922年)3月8日に国の天然記念物に指定された。

文化庁の記録では、指定基準は「珍奇又は絶滅に瀕した植物の自生地」にあたる。

日置市によると、湯田稲荷神社の裏山のシイの木の根元に発生する。

ヤッコソウ発生地の生態

鹿児島県立博物館によると、ヤッコソウはヤッコソウ科の1年生の寄生植物で、シイ属の植物の根に寄生する。10月から11月にかけて花茎を出す。

花茎の高さを、鹿児島県立博物館は約7センチメートル、日置市は3から4センチメートルとしている。

ヤッコソウ発生地の見どころ

鹿児島県立博物館によると、花茎の形が江戸時代の「奴(やっこ)」の姿に似ていることから、この名が付いた。日置市も、その姿が奴の歩く姿に似ていると紹介している。

秋の短い時期にだけ、シイの木の根元に小さな花茎が現れる。

ヤッコソウ発生地の見学方法

見学の条件についての公的な案内は確認できなかった。発生の時期は10月から11月に限られる。

天然記念物のため、植物を採ったり、シイの根元を踏み荒らしたりしてはならない。問い合わせは日置市教育委員会社会教育課文化係(099-248-9432)へ。

Q&A

Qヤッコソウ発生地はいつ天然記念物に指定されましたか?
A大正11年(1922年)3月8日に指定されました。
Qヤッコソウとはどんな植物ですか?
Aシイ属の植物の根に寄生する1年生の寄生植物です。
Qヤッコソウの名前の由来は?
A花茎の形が江戸時代の「奴(やっこ)」の姿に似ていることに由来します。
Qヤッコソウはいつ見られますか?
A10月から11月です。
Qヤッコソウ発生地はどこにありますか?
A日置市東市来町湯田、湯田稲荷神社の裏山にあります。

基本情報

名称ヤッコソウ発生地(やっこそうはっせいち)
所在地鹿児島県日置市東市来町湯田
指定区分天然記念物
指定年大正11年(1922年)3月8日指定
員数文化庁データベースに記載なし
寸法花茎の高さ約7センチメートル(鹿児島県立博物館)、3から4センチメートル(日置市)
所有者文化庁の記録に記載なし
公開状況公的な見学案内は確認できず

参考文献

文化庁 国指定文化財等データベース「ヤッコソウ発生地」
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/401/2977
文化遺産オンライン「ヤッコソウ発生地」
https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/192242
鹿児島県立博物館「ヤッコソウ発生地」
https://www.pref.kagoshima.jp/bc05/hakubutsukan/tennen/kuni_tennen/04yakkoso.html
日置市「ヤッコソウ発生地」
https://www.city.hioki.kagoshima.jp/bunkazai/kurashi/kosodate-kyoiku/shakaikyoiku/bunkazai/higashiichiki/yakkoso.html

最終更新日: 2026.09.28