齋神社本殿とは

齋神社本殿は、京都府綾部市下原町にある室町時代中期の一間社流造の本殿で、令和6年(2024年)8月15日に国の重要文化財に指定された(文化庁)。読みは「いつきじんじゃほんでん」。

文化庁の記録では、一間社流造、板葺である。指定番号は02777である。

細部から推定される室町中期

齋神社本殿は、京都府綾部市にある一間社流造、板葺の社殿である(文化庁)。身舎の正側面三方に刎高欄付きの縁を廻して脇障子を建て、正面に木階を備える。

建立年代は、庇の角柱や肘木、垂木の大きな面取、軒桁や垂木の反り、部材の加工痕、絵様繰形など細部の技法や意匠から室町時代中期と推定される。粽付の円柱、礎盤、妻飾りの虹梁大瓶束など禅宗様の要素も見られる(文化庁)。

重要文化財としての価値

文化庁は、身舎と庇を繋がずに手挟を付す点や、身舎の妻虹梁から造り出す実肘木など、同時期・同地域の神社建築には珍しい手法をもち、丹波地域における中世神社本殿として歴史的に重要であるとして、重要文化財に指定している。

見どころ

刎高欄付きの縁と脇障子、粽付の円柱や虹梁大瓶束などの禅宗様の細部が見どころである(文化庁)。

見学について

宗教法人齋神社が所有する(文化庁)。参拝について、公的な案内は確認できなかった。

Q&A

Q齋神社本殿はいつ建てられましたか?
A細部の技法や意匠から室町時代中期と推定されています(文化庁)。
Q齋神社の読み方は?
A「いつきじんじゃ」です(文化庁)。
Q本殿の形式は?
A一間社流造、板葺です(文化庁)。
Qどんな点が珍しいのですか?
A身舎と庇を繋がず手挟を付す点など、同時期・同地域の神社建築には珍しい手法が見られます(文化庁)。
Q齋神社本殿が重要文化財に指定されたのはいつですか?
A令和6年(2024年)8月15日です(文化庁)。

基本情報

名称齋神社本殿(いつきじんじゃほんでん)
所在地京都府綾部市下原町布毛100番1
指定区分重要文化財(建造物)
指定年令和6年(2024年)8月15日指定
員数1棟
寸法一間社流造、板葺
所有者宗教法人齋神社
公開状況参拝の公的な案内なし

参考文献

齋神社本殿(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/00005578

最終更新日: 2026.10.19