慈照寺とは:足利義政の東山殿を寺とした銀閣寺

慈照寺(じしょうじ)は、京都府京都市左京区銀閣寺町にある臨済宗相国寺派の寺院で、室町時代の銀閣(観音殿)と東求堂が、ともに昭和26年(1951年)に国宝に指定されている。

慈照寺は、銀閣寺の名で知られる。

文化庁によると、足利義政が文明年間(1469年から1487年)に東山に営んだ山荘が、その死後に慈照寺となった。当時の遺構として現存するのは、銀閣と東求堂だけである。

慈照寺によると、義政は文明14年(1482年)に東山山荘の造営に着手し、文明18年(1486年)に持仏堂として東求堂を、長享3年(1489年)に銀閣(正式名称は観音殿)の立柱上棟を行ったが、翌年1月7日に銀閣の完成を見ることなく世を去った。

銀閣と東求堂

文化庁によると、銀閣は西芳寺(苔寺)にあった瑠璃殿を模したもので観音殿と呼ばれ、延徳元年(1489年)に上棟した。1階を心空殿、2階を潮音閣と称し、1階は書院風、2階は花頭窓と桟唐戸を構えた仏殿風とする。文化庁は、金閣と並ぶ楼閣建築の双璧としている。

東求堂は、文明18年(1486年)に西芳寺の西来堂に模して池の北隅に南面して建てられた持仏堂で、内部は持仏堂と、同仁斎と呼ばれる四畳半の小室など4室からなる。

東山殿の造営

慈照寺によると、東山山荘の造営では、相国寺の禅僧たちが常に義政の相談相手となった。東山殿は義政が好んだ西芳寺を手本に造られたといわれるが、観音殿(銀閣)は祖父義満の残した舎利殿(金閣)にならって建てたものである。

慈照寺によると、東山殿の庭園は、義政が築造した庭園の中で現在残っている唯一の遺構である。

慈照寺の拝観

慈照寺によると、拝観時間は夏季(3月1日から11月30日)が午前8時30分から午後5時、冬季(12月1日から2月末日)が午前9時から午後4時30分である。

慈照寺によると、市バスの「銀閣寺道」で下車する。

参考文献

文化庁 国指定文化財等データベース「慈照寺銀閣」
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/102/1644
文化庁 国指定文化財等データベース「慈照寺東求堂」
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/102/1645
慈照寺(銀閣寺)「銀閣寺について」
https://www.shokoku-ji.jp/ginkakuji/about/
慈照寺(銀閣寺)公式サイト
https://www.shokoku-ji.jp/ginkakuji/

最終更新日: 2026.10.01

基本情報

名称慈照寺
所在地京都府京都市左京区銀閣寺町2
所有者慈照寺
指定国宝 2件
座標35.02671, 135.79826