京都市美術館東門とは
京都市美術館東門は、京都府京都市左京区岡崎にある明治後期(1898年〜1912年)の石造の門で、令和2年(2020年)8月17日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「きょうとしびじゅつかんひがしもん」。
文化庁の記録では、花崗岩を用いた石造で、間口3.9メートル。登録番号は26-0602である。
前身の陳列所の門
京都市美術館東門は、敷地の東面に設けられた門で、間口3.9メートルに配した2基の門柱からなる(文化庁)。美術館の前身である京都商品陳列所の門として立てられたもので、美術館の開館以前からこの場所にあった。
門柱は花崗岩の石造で、四隅を面取りし、側面に渦巻状の装飾を施す(文化庁)。登録された7件のうち、明治期のものはこの東門だけである。
登録有形文化財としての価値
文化庁は、イオニア式オーダーを想起させる意匠の門として、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に登録した。
見どころ
門柱の側面の渦巻状の装飾は、古代ギリシャのイオニア式柱頭の渦巻きを思わせる(文化庁)。昭和8年(1933年)頃の正門が間口18メートルの鉄筋コンクリートの門柱であるのに対し、東門は間口3.9メートルの石の門柱で、つくられた時代の違いが形にも表れている。
見学について
京都市美術館東門は敷地の東面にある屋外の門である。
Q&A
- 京都市美術館東門はいつつくられましたか?
- 明治後期(1898年〜1912年)です(文化庁)。
- 京都市美術館東門はもともと何の門ですか?
- 美術館の前身である京都商品陳列所の門として立てられました(文化庁)。
- 京都市美術館東門の見どころは?
- 花崗岩の門柱の側面に施された、イオニア式を思わせる渦巻状の装飾です(文化庁)。
- 京都市美術館東門はどこにありますか?
- 美術館の敷地の東面にあります(文化庁)。
- 京都市美術館東門が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 令和2年(2020年)8月17日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 京都市美術館東門(きょうとしびじゅつかんひがしもん) |
|---|---|
| 所在地 | 京都府京都市左京区岡崎成勝寺町50 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 令和2年(2020年)8月17日登録 |
| 員数 | 1基 |
| 寸法 | 石造(花崗岩)、間口3.9m |
| 所有者 | 京都市 |
| 公開状況 | 屋外の外構(敷地東面) |
参考文献
- 京都市美術館東門(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00013415
- 京都市美術館本館等の国登録有形文化財への登録について(京都市 広報資料、2020年3月19日)
- https://kyotocity-kyocera.museum/wp-content/uploads/%EF%BC%88%E5%BA%83%E5%A0%B1%E8%B3%87%E6%96%99%EF%BC%89%E5%9B%BD%E7%99%BB%E9%8C%B2%E6%9C%89%E5%BD%A2%E6%96%87%E5%8C%96%E8%B2%A1%E3%81%B8%E3%81%AE%E7%99%BB%E9%8C%B2.pdf
最終更新日: 2026.10.20