妙喜庵書院及び茶室(待庵)とは:千利休が唯一残した茶室といわれる、二畳の極小の茶室

妙喜庵書院及び茶室(待庵)(みょうきあんしょいんおよびちゃしつ(たいあん))は、京都府乙訓郡大山崎町の妙喜庵にある桃山時代の書院と茶室(待庵)で、昭和26年(1951年)6月9日に国宝に指定された。

京都府によると、妙喜庵は室町時代後期に東福寺の春嶽士芳が開山した庵で、国宝の茶室「待庵」は千利休が唯一残した茶室であろうといわれる。

京都府観光連盟によると、羽柴(豊臣)秀吉が山崎城を築く際に堺から呼び寄せた利休が、大山崎に住んでいる間に建てたといわれる小間の茶室である。

妙喜庵書院及び茶室(待庵)の造り

京都府観光連盟によると、建物は切妻造、こけら葺で、茶室では例のない地下窓をあけている。

内部は二畳という極小の空間で、角に炉を切り、室床という独特の床の間をもつ。

妙喜庵書院及び茶室(待庵)の見どころ

京都府観光連盟は、建物の端々に利休の非凡さが感じられ、日本の数寄屋造りの原点といわれるとしている。待庵は、愛知県犬山市の如庵、京都市大徳寺の密庵とともに国宝三茶室に数えられている。

地下窓や室床など、二畳の空間に施された工夫に注目したい。

妙喜庵書院及び茶室(待庵)の見学方法

京都府観光連盟によると、拝観は要予約(1か月前までに往復はがきで申し込む)で、日曜日の午前中のみ、大学生以上に限られ、定員は10名、1人あたり1,000円の志納である。

京都府によると、JR京都線の山崎駅下車すぐ、阪急大山崎駅から徒歩約5分で、駐車場はない。問い合わせは妙喜庵(075-956-0103)へ。

Q&A

Q待庵はいつ国宝に指定されましたか?
A昭和26年(1951年)6月9日に国宝に指定されました。
Q待庵は誰が建てたのですか?
A京都府によると、千利休が唯一残した茶室であろうといわれています。
Q待庵の広さは?
A二畳という極小の空間です。
Q待庵の特徴は?
A角に炉を切り、室床という独特の床の間をもち、茶室では例のない地下窓をあけています。
Q待庵は見学できますか?
A要予約で、日曜日の午前中のみ拝観できます。

基本情報

名称妙喜庵書院及び茶室(待庵)(みょうきあんしょいんおよびちゃしつ(たいあん))
所在地京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字竜光56
指定区分国宝(建造物)
指定年昭和26年(1951年)6月9日指定
員数書院及び茶室
寸法文化庁データベースに記載なし
所有者妙喜庵
公開状況要予約(日曜日午前のみ)

参考文献

京都府観光連盟「妙喜庵(国宝「待庵」)」
https://www.kyoto-kankou.or.jp/info_search/3221
京都府「山城地域の国宝(妙喜庵)」
https://www.pref.kyoto.jp/kyotoyamashiro/treasure_7.html

最終更新日: 2026.10.01

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