大山崎山荘琅玕洞(トンネル)とは

大山崎山荘琅玕洞(トンネル)は、京都府乙訓郡大山崎町大山崎にある昭和初期の山荘への進入路として岩盤をくり抜いたトンネルで、平成16年(2004年)7月23日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「おおやまざきさんそうろうかんどう(とんねる)」。

文化庁の記録では、煉瓦造で、延長5.6メートル、幅員3.6メートル。登録番号は26-0181である。

焼過煉瓦を織りまぜた覆工

大山崎山荘は、京都府乙訓郡大山崎町の天王山の中腹にある、関西の実業家加賀正太郎(1888〜1954年)の別邸で、大正から昭和初期にかけて建てられた本館・茶室・茶屋・車庫・物見塔・トンネルの6件が登録されている(文化庁、美術館)。

大山崎山荘琅玕洞(トンネル)は、敷地の南東隅に山荘への進入路として設けられた昭和初期のトンネルである(文化庁)。延長5.6メートル、幅員3.6メートルで、岩盤をくり抜いて煉瓦造の躯体をフラットアーチ形に築き、正面側の坑門を切石積とする。

文化庁は、小規模だが、内部の覆工の煉瓦積に焼過煉瓦を織りまぜるなど、装飾的なつくりとしている。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、このトンネルを「造形の規範となっているもの」に登録した。

見どころ

大山崎山荘琅玕洞では、切石積の坑門と、焼過煉瓦を織りまぜた内部の煉瓦積が見どころである(文化庁)。

見学について

本館・彩月庵・橡の木茶屋はアサヒグループジャパン株式会社が、旧車庫・栖霞楼・琅玕洞は京都府が所有する(文化庁)。アサヒグループ大山崎山荘美術館によれば、開館時間は午前10時から午後5時(入館は午後4時30分まで)で、月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、臨時休館日、年末年始が休館、JR山崎駅・阪急大山崎駅から徒歩約10分である。6件は大山崎山荘のページにまとめている。

Q&A

Q琅玕洞はいつつくられましたか?
A昭和初期です(文化庁)。
Q何のためのトンネルですか?
A山荘への進入路です(文化庁)。
Q大きさは?
A延長5.6メートル、幅員3.6メートルです(文化庁)。
Q装飾は?
A内部の煉瓦積に焼過煉瓦を織りまぜます(文化庁)。
Q大山崎山荘琅玕洞(トンネル)が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成16年(2004年)7月23日です(文化庁)。

基本情報

名称大山崎山荘琅玕洞(トンネル)(おおやまざきさんそうろうかんどう(とんねる))
所在地京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字上ノ田5-1
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成16年(2004年)7月23日登録
員数1棟
寸法煉瓦造、延長5.6m、幅員3.6m
所有者京都府
公開状況アサヒグループ大山崎山荘美術館

参考文献

大山崎山荘琅玕洞(トンネル)(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00004270
ご利用案内(アサヒグループ大山崎山荘美術館)
https://www.asahigroup-oyamazaki.com/guide/

最終更新日: 2026.11.06