小川文齋家住宅登り窯とは

小川文齋家住宅登り窯は、京都市東山区の五条坂にある小川文齋家の明治前期(1868〜1882年)の煉瓦造の登り窯で、平成30年(2018年)11月2日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「おがわぶんさいけじゅうたくのぼりがま」。敷地の北辺に東西方向に築かれた6室の連房式登り窯である(文化庁)。

文化庁の記録では、煉瓦造、奥行11メートル、幅5メートル、煙突付き。登録番号は26-0578で、所有者は記録に記載がない。小川文齋家は明治6年(1873年)に五条坂で独立創業した陶芸家の家で、主屋・土蔵・登り窯の3件が平成30年(2018年)11月2日に登録された(文化庁、文齋窯)。

登録有形文化財としての価値

小川文齋家住宅登り窯は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説は、市街化の著しい五条坂にあって製陶業の繁栄をしのばせる貴重な遺構と評価している。

文齋窯によれば、初代文齋は肥前有田で丸窯式の築窯法を研究し、各地で窯を築いた陶工だった。登り窯は平成30年(2018年)に損壊し、翌年に修復を終えている。

見どころ

小川文齋家住宅登り窯は敷地北辺の東上りの地形を生かして東西方向に築かれ、西面に焚口を開く。幅5メートル、全長11メートルで、6つの焼成室が斜面に連なる(文化庁)。

耐火煉瓦を主材とし、東北隅に煉瓦の煙突を立てる(文化庁)。斜面に沿って煉瓦の窯が段々に上がっていく形が、登り窯の仕組みを伝えている。

見学について

小川文齋家住宅は陶芸家の住まいと工房で、公開についての公的な案内は見当たらなかった。外観は五条通から見るにとどめたい。文齋窯では陶芸教室や作品制作の依頼を受け付けている(文齋窯)。

Q&A

Q小川文齋家住宅登り窯はいつ築かれましたか?
A明治前期です(文化庁)。
Q小川文齋家住宅登り窯の規模は?
A幅5メートル、全長11メートルの6室の連房式登り窯です(文化庁)。
Q小川文齋家住宅登り窯の材料は?
A耐火煉瓦を主材とし、東北隅に煉瓦の煙突を立てています(文化庁)。
Q小川文齋家住宅登り窯が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成30年(2018年)11月2日です。
Q小川文齋家住宅登り窯は見学できますか?
A公開に関する公的な案内はありません。外観は五条通から見るにとどめてください。

基本情報

名称小川文齋家住宅登り窯(おがわぶんさいけじゅうたくのぼりがま)
所在地京都府京都市東山区五条橋東6丁目502他
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成30年(2018年)11月2日登録
員数1基
寸法煉瓦造、奥行11メートル、幅5メートル、煙突付き
所有者文化庁の記録に記載なし
公開状況公開に関する公的案内なし

参考文献

小川文齋家住宅登り窯(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00012578
文齋窯(公式サイト)
https://bunsaigama.com/

最終更新日: 2026.10.07