来迎院三重塔とは

来迎院三重塔は、京都市左京区大原来迎院町の来迎院の境内にある鎌倉時代前期(1185〜1274年)の石造三重塔で、昭和31年(1956年)6月28日に国の重要文化財に指定された。読みは「らいごういんさんじゅうのとう」。大原観光保勝会によれば、来迎院を建立した聖応大師良忍の墓として祀られている。

文化庁の記録では、石造三重塔、員数1基。所有者は来迎院である。

天台声明の根本道場

大原観光保勝会によれば、来迎院は声明中興の祖である聖応大師良忍が建立し、天台声明の根本道場とされてきた寺で、山号は魚山(ぎょざん)。良忍はのちに融通念仏宗を興し、鎌倉時代初期には多くの僧が集まり、盛時には四十九院の寺坊があったという。

本堂には本尊の薬師如来、阿弥陀如来、釈迦如来が安置され、いずれも藤原時代の作で重要文化財である(大原観光保勝会)。

重要文化財としての価値

来迎院三重塔は昭和31年(1956年)に重要文化財に指定された。文化庁は鎌倉時代前期の石造三重塔と記録し、大原観光保勝会は境内に祀られた聖応大師の墓(三重石塔)として紹介している。

見どころ

来迎院三重塔は石を積み上げた三重の塔で、来迎院の境内に建つ(文化庁、大原観光保勝会)。寺を開いた良忍の墓所として、本堂とともに寺の由緒を伝える石塔である。

来迎院では、1月2日に天下泰平・国家安泰を祈る声明の法要「修正会」が営まれる(大原観光保勝会)。天台声明の道場としての寺の性格が、今も行事に受け継がれている。

拝観について

大原観光保勝会によれば、来迎院の拝観時間は午前9時から午後5時で年中無休。拝観料は大人400円、団体360円で、5月と11月の宝物展の期間は大人500円になる。所在地は京都市左京区大原来迎院町537、電話は075-744-2161。

Q&A

Q来迎院三重塔はいつ造られましたか?
A鎌倉時代前期です(文化庁)。
Q来迎院三重塔は誰の墓とされていますか?
A来迎院を建立した聖応大師良忍の墓として祀られています(大原観光保勝会)。
Q来迎院はどんな寺ですか?
A良忍が建立した天台声明の根本道場で、山号は魚山です(大原観光保勝会)。
Q来迎院の拝観時間と拝観料は?
A午前9時から午後5時、年中無休で、大人400円です(大原観光保勝会)。
Q来迎院三重塔が重要文化財に指定されたのはいつですか?
A昭和31年(1956年)6月28日です。

基本情報

名称来迎院三重塔(らいごういんさんじゅうのとう)
所在地京都府京都市左京区大原来迎院町537
指定区分重要文化財(建造物)
指定年昭和31年(1956年)6月28日指定
員数1基
寸法石造三重塔
所有者来迎院
公開状況拝観可(午前9時〜午後5時、有料)

参考文献

来迎院三重塔(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/102/1688
来迎院(大原観光保勝会)
https://kyoto-ohara-kankouhosyoukai.net/detail/5561/

最終更新日: 2026.10.07