ザイラー家住宅音楽堂とは

ザイラー家住宅音楽堂は、京都府南丹市日吉町上胡麻にある天明4年(1784年)の寺院本堂を平成元年(1989年)に移築した木造平屋建・茅葺の建物で、平成18年(2006年)8月3日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「ざいらーけじゅうたくおんがくどう」。現在は「かやぶき音楽堂」として使われている(京都府)。

文化庁の記録では、木造平屋建、茅葺、建築面積192平方メートル。登録番号は26-0223で、所有者は記録に記載がない。ザイラー家住宅は主屋と音楽堂の2棟が平成18年(2006年)8月3日に登録された(文化庁)。

寺院の本堂から音楽堂へ

京都府によれば、この建物は天明4年(1784年)に建てられた福井県の清源寺(現在の善応寺)の本堂を、平成元年に移築したものである。平成18年度には、台風や積雪による屋根の傷みに対して、府の助成で屋根が葺き替えられた。

かやぶき音楽堂の公式サイトによれば、ピアニストのカズコ・ザイラーが平成元年に胡麻の里にかやぶき音楽堂「迦陵頻窟」を建立した。

登録有形文化財としての価値

ザイラー家住宅音楽堂は「造形の規範となっているもの」として登録された。文化庁の解説は、天明年間の寺院の本堂兼庫裏を前身とし、移築後もその規模、形状、柱の位置などを踏襲して特徴をよくとどめている点を貴重と評価している。

見どころ

ザイラー家住宅音楽堂は主屋の南方、一段高い敷地に北面して建つ南北棟の入母屋造・茅葺の平屋で、玄関と東面に瓦葺の庇をかける(文化庁)。

寺院の本堂の規模と柱の位置を踏襲しているため(文化庁)、茅葺の大屋根の下に、江戸時代の仏堂の広がりがそのまま音楽の空間として残っている。

見学について

かやぶき音楽堂では毎年春と秋に「かやぶきコンサート」が開かれている(かやぶき音楽堂)。コンサート以外の見学について公的な案内は見当たらなかった。所在地は南丹市日吉町上胡麻南2。

Q&A

Qザイラー家住宅音楽堂はいつ建てられましたか?
A天明4年(1784年)に寺院の本堂として建てられ、平成元年(1989年)に移築されました(文化庁、京都府)。
Qザイラー家住宅音楽堂はもともと何の建物でしたか?
A福井県の清源寺(現在の善応寺)の本堂です(京都府)。
Qザイラー家住宅音楽堂はなぜ評価されているのですか?
A移築後も寺院の規模、形状、柱の位置などを踏襲し、特徴をよくとどめているからです(文化庁)。
Qザイラー家住宅音楽堂が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成18年(2006年)8月3日です。
Qザイラー家住宅音楽堂は見学できますか?
A毎年春と秋にかやぶき音楽堂でコンサートが開かれます。それ以外の見学についての公的な案内はありません。

基本情報

名称ザイラー家住宅音楽堂(ざいらーけじゅうたくおんがくどう)
所在地京都府南丹市日吉町上胡麻南2
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成18年(2006年)8月3日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、茅葺、建築面積192平方メートル
所有者文化庁の記録に記載なし
公開状況コンサート開催時に利用(春・秋)

参考文献

ザイラー家住宅音楽堂(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00005636
ザイラー家住宅音楽堂「かやぶき音楽堂」(京都府)
https://www.pref.kyoto.jp/mishitei-bunkazai/1186633334478.html
かやぶき音楽堂(公式サイト)
https://kayabuki.com/

最終更新日: 2026.10.07