吉田神社斎場所太元宮とは
吉田神社斎場所太元宮は、京都市左京区吉田神楽岡町の吉田山にある吉田神社の斎場所で、慶長6年(1601年)建立の八角殿の社殿が明治35年(1902年)7月31日に国の重要文化財に指定された。読みは「よしだじんじゃさいじょうしょだいげんぐう」。吉田神社は「大元宮」と表記している(文化庁、吉田神社)。
文化庁の記録では、八角殿、一重、入母屋造、茅葺。所有者は吉田神社である。
吉田神道の根元殿堂
吉田神社によれば、大元宮は、昔左京室町にあった社を吉田兼倶が文明16年(1484年)に現在地に造営し、同年11月24日に遷座したもので、吉田神道の根元殿堂として神祇道の振興に貢献した。
吉田神道の教義により宇宙軸を表す大元宮は、始まりの神である虚無大元尊神を中心に祀り、そこから生まれる八百万の神々を祀る、全国の神々を祀る社とされる。東西には式内社の神々3132座を祀る諸神社が並ぶ(吉田神社)。
重要文化財としての価値
吉田神社斎場所太元宮は明治35年(1902年)に重要文化財に指定された。文化庁は桃山時代の慶長6年(1601年)の建物とし、八角殿に入母屋造・茅葺の屋根を架けた社殿として記録している。
見どころ
吉田神社斎場所太元宮の社殿は八角形の平面に入母屋造・茅葺の屋根を架ける(文化庁)。八角の身舎に茅葺の大屋根が載る独特の姿である。
吉田神社によれば、節分祭では大元宮を中心に特殊神事が行われ、厄塚による厄除け祈願の参拝者でにぎわう。
参拝について
吉田神社によれば、大元宮は平素は中門からの参拝となるが、正月三が日、節分祭、毎月1日に限り、本殿や東西諸神社を特別に参拝できる(午前8時から午後4時ごろ、節分祭の2日・3日は午後10時ごろまで、拝観無料)。所在地は京都市左京区吉田神楽岡町30、電話は075-771-3788。
Q&A
- 吉田神社斎場所太元宮の社殿はいつ建てられましたか?
- 慶長6年(1601年)です(文化庁)。大元宮そのものは文明16年(1484年)に吉田兼倶が現在地に造営しました(吉田神社)。
- 吉田神社斎場所太元宮の形の特徴は?
- 八角殿に入母屋造・茅葺の屋根を架けた社殿です(文化庁)。
- 大元宮には何が祀られていますか?
- 虚無大元尊神を中心に、八百万の神々を祀ります(吉田神社)。
- 大元宮の内部は参拝できますか?
- 平素は中門からの参拝で、正月三が日、節分祭、毎月1日に限り本殿などを特別に参拝できます(吉田神社)。
- 吉田神社斎場所太元宮が重要文化財に指定されたのはいつですか?
- 明治35年(1902年)7月31日です。
基本情報
| 名称 | 吉田神社斎場所太元宮(よしだじんじゃさいじょうしょだいげんぐう) |
|---|---|
| 所在地 | 京都府京都市左京区吉田神楽岡町30 |
| 指定区分 | 重要文化財(建造物) |
| 指定年 | 明治35年(1902年)7月31日指定 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 八角殿、一重、入母屋造、茅葺 |
| 所有者 | 吉田神社 |
| 公開状況 | 中門から参拝可(内院は正月三が日・節分祭・毎月1日に特別参拝) |
参考文献
- 吉田神社斎場所太元宮(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/102/1679
- ご祭神と由緒(吉田神社)
- https://www.yoshidajinja.com/yuisyo.htm
- 吉田神社(公式サイト)
- https://www.yoshidajinja.com/
最終更新日: 2026.10.07