いとう旅館本館とは
いとう旅館本館は、三重県伊賀市上野桑町の上野城下町にある、明治後期(1898〜1912年)に建てられ昭和33年(1958年)に増築された木造2階建の旅館建築で、平成23年(2011年)10月28日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「いとうりょかんほんかん」(文化庁)。
文化庁の記録では、木造2階建、瓦葺、建築面積279平方メートル。登録番号は24-0117である。
中庭を囲む茶屋建築
文化庁の解説によれば、いとう旅館本館は通りからやや後退した位置に建ち、中庭を囲むように東棟・西棟・北棟が配されている。
文化庁は、この建物が良質な茶屋建築の趣を伝えるとしている。茶屋建築は、客をもてなすための座敷を中心に、意匠に凝った造作を施した建物である。
登録有形文化財としての価値
いとう旅館本館は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説は、良質な茶屋建築の趣を伝える建物と評価している。
見どころ
いとう旅館本館の十畳の主室には座敷飾りを構え、天井は格天井とする(文化庁)。
格天井の格縁は黒漆塗りで、格板には鳳凰などが色彩豊かに描かれている(文化庁)。中庭を囲んで棟を配した構成とあわせ、明治の上野城下町の座敷建築の華やかさを伝えている。
見学について
いとう旅館本館の一般公開や現在の営業についての公的な案内は確認できなかった。所在地は伊賀市上野桑町1481他。外観を見る際は周辺の住民に配慮したい(文化庁、三重県)。
Q&A
- いとう旅館本館はいつ建てられましたか?
- 明治後期(1898〜1912年)で、昭和33年(1958年)に増築されています(文化庁)。
- いとう旅館本館の配置の特徴は?
- 中庭を囲むように東棟・西棟・北棟が配されています(文化庁)。
- いとう旅館本館の主室の見どころは?
- 十畳の主室の座敷飾りと、格縁を黒漆塗りにし格板に鳳凰などを描いた格天井です(文化庁)。
- いとう旅館本館はどんな建築として評価されていますか?
- 良質な茶屋建築の趣を伝える建物です(文化庁)。
- いとう旅館本館が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 平成23年(2011年)10月28日です。
基本情報
| 名称 | いとう旅館本館(いとうりょかんほんかん) |
|---|---|
| 所在地 | 三重県伊賀市上野桑町1481他 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成23年(2011年)10月28日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造2階建、瓦葺、建築面積279平方メートル |
| 所有者 | 記載なし(文化庁データベース) |
| 公開状況 | 公開・営業の案内なし |
参考文献
- いとう旅館本館(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00009027
- 登録文化財(三重県)
- https://www.bunka.pref.mie.lg.jp/bunkazai/49833039806.htm
最終更新日: 2026.10.10