かつおの天ぱくとは

かつおの天ぱくは、三重県志摩市大王町波切の、太平洋を望む大王崎にある鰹節製造業で、昭和26年(1951年)の主屋と作業場の2件が、令和4年(2022年)10月31日に国の登録有形文化財に登録されている(文化庁)。

観光三重によれば、波切地区では昔から鰹節づくりが盛んで、かつおの天ぱくは昔ながらの手火山製法で燻しがつお「波切節」を作っている。主屋は波切漁港の水揚げをすぐに加工できる好立地にある(文化庁)。

2件の構成

主屋は崖と道路から一段低く構えた切妻造・桟瓦葺の平屋で、竪板張りの外壁で風に耐える。現在は1階の四畳間で商品を陳列している(文化庁)。

作業場は2階建の燻し小屋と黴付小屋からなり、主屋との間に架けた大屋根が作業場を覆う。焙乾窯は火床を地下に設け、閉鎖的な黴付小屋に棲む菌が鰹節の味を決める(文化庁)。住まいと鰹節の工程が一つの敷地にまとまり、漁村の生業をいまに伝える。各棟の構造は、それぞれのページで扱っている。

見学について

公式サイトによれば、燻し小屋の見学は完全予約制で、見学希望日の5日前(土日祝日を除く)までに申し込む。見学は1時間から1時間半ほどで、10月から5月は11時と13時、6月から9月は10時の回がある。観光三重によれば、近鉄鵜方駅から三交バスで「大王崎灯台」へ行き、徒歩約10分である。

参考文献

かつおの天ぱく主屋(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00014395
かつおの天ぱく作業場(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00014396
鰹いぶし小屋見学について(かつおの天ぱく 公式サイト)
https://katuobushi.com/?page_id=554
かつおの天ぱく【鰹いぶし小屋見学】(観光三重)
https://www.kankomie.or.jp/spot/23250

最終更新日: 2026.10.21

基本情報

名称かつおの天ぱく
所在地三重県志摩市大王町波切393
指定登録有形文化財 2件
座標34.27721, 136.89474