かつおの天ぱく作業場とは

かつおの天ぱく作業場は、三重県志摩市大王町波切にある昭和26年(1951年)の鰹節の作業場で、令和4年(2022年)10月31日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「かつおのてんぱくさぎょうば」。

文化庁の記録では、木造2階一部平屋建、瓦葺及び鉄板葺で、建築面積148平方メートル。登録番号は24-0323である。

燻し小屋と黴付小屋

かつおの天ぱく作業場は、2階建の燻し小屋と黴付小屋からなり、北の主屋との間に架けた大屋根が作業場を覆う(文化庁)。湾曲した海側の外壁は腰をモルタル塗、上部を竪板張りとし、桟瓦葺の切妻屋根とあわせて独特の外観を見せる。

焙乾窯は火床を地下に設け、セイロを並べて積む(文化庁)。閉鎖的な黴付小屋に棲む菌が、鰹節の味を決める。公式サイトによれば、同社は昔ながらの手火山製法で燻しがつお「波切節」を作っている。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、鰹節づくりの工程を伝える作業場として、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に登録した。

見どころ

湾曲した海側の外壁と、地下に火床を設けた焙乾窯が見どころである(文化庁)。

見学について

2件の構成はかつおの天ぱくのページにまとめている。同社の公式サイトによれば、燻し小屋の見学は完全予約制で、見学希望日の5日前(土日祝日を除く)までに申し込む。見学は1時間から1時間半ほどで、10月から5月は11時と13時、6月から9月は10時の回がある。観光三重によれば、近鉄鵜方駅から三交バスで「大王崎灯台」へ行き、徒歩約10分である。

Q&A

Qかつおの天ぱく作業場はいつ建てられましたか?
A昭和26年(1951年)です(文化庁)。
Q作業場はどのような建物からなりますか?
A2階建の燻し小屋と黴付小屋で、主屋との間の大屋根が作業場を覆います(文化庁)。
Q焙乾窯の特徴は?
A火床を地下に設け、セイロを並べて積みます(文化庁)。
Q作業場は見学できますか?
A燻し小屋の見学は完全予約制です(かつおの天ぱく 公式サイト)。
Qかつおの天ぱく作業場が登録有形文化財になったのはいつですか?
A令和4年(2022年)10月31日です(文化庁)。

基本情報

名称かつおの天ぱく作業場(かつおのてんぱくさぎょうば)
所在地三重県志摩市大王町波切字石干谷393
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年令和4年(2022年)10月31日登録
員数1棟
寸法木造2階一部平屋建、瓦葺及び鉄板葺、建築面積148㎡
所有者不明(文化庁データベースに記載なし)
公開状況燻し小屋の見学は完全予約制(公式サイト)

参考文献

かつおの天ぱく作業場(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00014396
鰹いぶし小屋見学について(かつおの天ぱく 公式サイト)
https://katuobushi.com/?page_id=554
かつおの天ぱく【鰹いぶし小屋見学】(観光三重)
https://www.kankomie.or.jp/spot/23250

最終更新日: 2026.10.21