黒北発電所とは

黒北発電所は、宮崎県宮崎市清武町船引にある明治40年(1907年)建築の石造平屋建の水力発電所の建屋で、平成9年(1997年)5月7日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「くろきたはつでんしょ」。文化庁は、現存する九州最古の水力発電所として広く親しまれていると記している。

文化庁の記録では、石造平屋建、瓦葺、建築面積78平方メートル。登録番号は45-0001で、宮崎県で最初に登録された建造物にあたる。所有者は九州電力宮崎支店である。

登録有形文化財としての価値

黒北発電所は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説によれば、清武川水系の水を利用した水力発電所の建屋で、小規模ながら洋風の本格的な意匠を用いている。

明治の末に建てられた発電所の建屋が、石造の外観をとどめて残っている点に価値がある。

見どころ

黒北発電所の外観には石積みの目地をそのまま表している(文化庁)。石を積み上げた壁の継ぎ目が、建物の表情をつくっている。

窓は縦長で、アーチ形の明かり取り窓も用いている(文化庁)。小さな平屋の建屋に、縦長の窓とアーチ窓を並べた洋風の構成が見どころである。

見学について

黒北発電所は九州電力の施設で、建物の公開や見学方法について公的な案内は見当たらなかった。宮崎市は所在地を清武町船引3544番地としている。

Q&A

Q黒北発電所はいつ建てられましたか?
A明治40年(1907年)です(文化庁)。
Q黒北発電所はなぜ有名なのですか?
A現存する九州最古の水力発電所として広く親しまれていると、文化庁が記しています。
Q黒北発電所の建物の特徴は?
A石積みの目地を表した外観に、縦長の窓やアーチ形の明かり取り窓を用いた洋風の意匠です(文化庁)。
Q黒北発電所が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成9年(1997年)5月7日です。
Q黒北発電所は見学できますか?
A九州電力の施設で、公開や見学についての公的な案内はありません。

基本情報

名称黒北発電所(くろきたはつでんしょ)
所在地宮崎県宮崎市清武町大字船引字川平3544
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成9年(1997年)5月7日登録
員数1棟
寸法石造平屋建、瓦葺、建築面積78平方メートル
所有者九州電力宮崎支店
公開状況公開に関する公的案内なし

参考文献

黒北発電所(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00000179
黒北発電所(宮崎市)
https://www.city.miyazaki.miyazaki.jp/institution/list/item738/

最終更新日: 2026.10.06