定勝寺とは

定勝寺は、長野県木曽郡大桑村須原、中山道の須原宿にある臨済宗妙心寺派の寺で、江戸時代前期の本堂、承応3年(1654年)の庫裏、万治4年(1661年)の山門の3件が、昭和27年(1952年)3月29日に国の重要文化財に指定されている(文化庁、長野県教育委員会)。

大桑村によれば、定勝寺は木曽三大寺の中で最も古い寺で、嘉慶年間(1387〜1389年)に木曽家第11代の親豊が祖先の菩提のため木曽川のほとりに創建し、洪水で3度流されたのち慶長3年(1598年)に現在の地に移された。戦国大名の木曽義昌の位牌を安置する。

3件の構成

本堂は桁行19.0メートルの入母屋造・銅板葺、庫裏は桁行21.9メートルの切妻造・妻入・銅板葺で渡廊を附とし、山門は切妻造・檜皮葺の四脚門で棟札を附とする(文化庁)。

長野県は、うぐいす張りの廊下と庭園、しだれ桜を見どころに挙げる。慶長の移転から半世紀あまりのうちに整えられた本堂・庫裏・山門が、木曽谷の古刹の伽藍を伝える。各棟の構造は、それぞれのページで扱っている。

見学について

大桑村によれば、令和9年(2027年)秋ごろまで改修工事のため入場できない。JR中央本線の須原駅から徒歩10分で、問い合わせは定勝寺へ。

参考文献

定勝寺本堂(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/1007
定勝寺庫裏(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/1008
定勝寺山門(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/1009
社寺めぐり(大桑村)
https://www.vill.okuwa.lg.jp/kanko/miru-asobu/jinja-otera/temple.html
絹本著色補陀落山聖境図の県宝指定資料(長野県教育委員会)
https://www.pref.nagano.lg.jp/kyoiku/kyoiku/goannai/kaigiroku/h25/teireikai/documents/965-9.pdf

最終更新日: 2026.10.22

基本情報

名称定勝寺
所在地長野県木曽郡大桑村大字須原
所有者定勝寺
指定重要文化財 3件
座標35.69489, 137.68848