釈尊寺観音堂宮殿とは
釈尊寺観音堂宮殿は、長野県小諸市大久保にある正嘉2年(1258年)の観音堂の岩屋に納めた宮殿で、昭和11年(1936年)9月18日に国の重要文化財に指定された(文化庁)。読みは「しゃくそんじかんのんどうくうでん」。
文化庁の記録では、桁行一間、梁間一間、一重、入母屋造、板葺で、附として棟札1枚があわせて指定されている。指定番号は00965である。
文化庁の記録にある昭和11年(1936年)の指定日は、旧法による指定の日付である。
崖の観音堂の岩屋に納めた宮殿
釈尊寺観音堂宮殿は、正嘉2年(1258年)の宮殿で、桁行一間・梁間一間の一重・入母屋造・板葺とし、附として棟札1枚があわせて指定されている(文化庁)。宮殿は、堂の中に仏像を安置するために据える建物形の厨子をいう。
長野県の文化財マップによれば、釈尊寺は布引観音とも呼ばれ、宮殿は岩山の崖に築かれた懸崖造りの観音堂の岩屋の中に安置されている。岩屋の湿気で背面や側面が腐朽したため、昭和20年(1945年)に修理と復元が行われた。
重要文化財としての価値
文化庁の記録に解説文はなく、構造欄と年代が指定の内容を伝える。長野県の文化財マップは、地方的な未熟さがなく建立年代が明確な点を評価している。
見どころ
崖の岩屋に収まる観音堂と、その中の鎌倉時代の宮殿が見どころである(長野県)。春は桜、秋は紅葉の名所でもある。
見学について
釈尊寺が所有する(文化庁)。長野県の文化財マップによれば、千曲川のほとりから険しい山道の参道を15分ほど登る。林道からの道は道幅が狭いので注意したい。拝観の時間などの公的な案内は確認できなかった。
Q&A
- 釈尊寺観音堂宮殿はいつつくられましたか?
- 正嘉2年(1258年)です(文化庁)。
- 宮殿とは何ですか?
- 堂の中に仏像を安置するために据える建物形の厨子です。
- どこに安置されていますか?
- 崖に築かれた観音堂の岩屋の中です(長野県)。
- 参道は?
- 千曲川のほとりから険しい山道を15分ほど登ります(長野県)。
- 釈尊寺観音堂宮殿が重要文化財に指定されたのはいつですか?
- 昭和11年(1936年)9月18日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 釈尊寺観音堂宮殿(しゃくそんじかんのんどうくうでん) |
|---|---|
| 所在地 | 長野県小諸市大久保 |
| 指定区分 | 重要文化財(建造物) |
| 指定年 | 昭和11年(1936年)9月18日指定 |
| 員数 | 1基(附 棟札1枚) |
| 寸法 | 桁行一間、梁間一間、一重、入母屋造、板葺 |
| 所有者 | 釈尊寺 |
| 公開状況 | 千曲川のほとりから参道を約15分(長野県) |
参考文献
- 釈尊寺観音堂宮殿(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/949
- 小諸市・東御市 文化財マップ(長野県東信教育事務所)
- https://www.pref.nagano.lg.jp/toshinkyo/bunnkazai/documents/bunnkazaimapkomorotoumi.pdf
最終更新日: 2026.10.22