妙壽寺とは

妙壽寺は、大分県豊後高田市金谷町にある浄土真宗本願寺派の寺院で、享禄4年(1531年)に金谷休喜が開基したとされ、本堂・経蔵・鐘楼・中門・山門の5棟が平成30年(2018年)3月27日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁、豊後高田市)。読みは「みょうじゅじ」。

豊後高田市によれば、慶長9年(1604年)に「妙壽寺」の寺号を許された。明治35年(1902年)頃に建てられた本堂は、市の中心部のランドマークとして市民に親しまれている。

境内の配置

妙壽寺の境内は本堂を中心に、その南側の筋に経蔵と鐘楼を置き、本堂の正面から北東の市道へ向かって中門と山門を並べる(豊後高田市)。本堂は境内の奥で東を向いて建ち、経蔵は本堂の南、鐘楼は本堂の南東にある(文化庁)。

市道から入ると、通りに面した山門をくぐり、ひと回り大きな中門を抜けて本堂の正面に出る。この軸線では奥へ進むほど建物が新しくなり、江戸時代の2つの門の先に明治の本堂が建つ。

登録された5棟

  • 本堂:明治35年(1902年)頃、木造平屋建、建築面積764平方メートル(登録番号44-225)
  • 経蔵:江戸時代中期(18世紀前期)、土蔵造、八角形の輪蔵付(44-226)
  • 鐘楼:宝暦11年(1761年)、方一間・入母屋造(44-227)
  • 中門:江戸時代末期、間口4.5メートルの四脚門(44-228)
  • 山門:江戸時代中期、間口3.5メートルの四脚門(44-229)

妙壽寺の5棟はいずれも「造形の規範となっているもの」として登録された(文化庁)。この登録により、豊後高田市内の登録有形文化財は23件となった(豊後高田市)。各棟の構造と見どころは、それぞれのページで扱っている。

見学とアクセス

妙壽寺は現在も活動する寺院で、拝観時間や拝観料について公的な案内は確認できなかった。登録文化財についての問い合わせ先として、豊後高田市は真玉庁舎の文化財室(電話0978-53-5112)を挙げている。

鉄道の最寄り駅はJR日豊本線の宇佐駅である。豊後高田市の観光サイトによれば、駅前から大交北部バスで約10分の豊後高田バス停(バスターミナル)が「昭和の町」の入り口にあたり、宇佐駅からタクシーでも約10分かかる。大分空港からは空港バス「ノースライナー」が豊後高田バスターミナルまで約50分で結ぶ(豊後高田市)。妙壽寺はバスターミナルの東、直線でおよそ300メートルの位置にある。

参考文献

妙壽寺本堂(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00012262
妙壽寺経蔵(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00012263
妙壽寺鐘楼(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00012264
妙壽寺中門(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00012265
妙壽寺山門(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00012266
妙壽寺本堂他4件の建造物が国登録有形文化財に登録されました!(豊後高田市)
https://www.city.bungotakada.oita.jp/site/bunkazai/2251.html
豊後高田市へのアクセス(豊後高田市)
https://www.city.bungotakada.oita.jp/soshiki/2/1905.html
「宇佐駅から昭和の町(豊後高田市)」バスのご案内(豊後高田市公式観光サイト)
https://www.city.bungotakada.oita.jp/site/showanomachi/1438.html

最終更新日: 2026.10.20

基本情報

名称妙壽寺
所在地大分県豊後高田市金谷町598-1ほか
所有者宗教法人妙壽寺
指定登録有形文化財 5件
座標33.55759, 131.44111