妙壽寺鐘楼とは
妙壽寺鐘楼は、大分県豊後高田市金谷町にある宝暦11年(1761年)の鐘楼で、平成30年(2018年)3月27日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「みょうじゅじしょうろう」。
文化庁の記録では、木造、瓦葺で、面積11平方メートル。登録番号は44-227である。
四方転びの柱と折上格天井
妙壽寺鐘楼は本堂の南東に建つ(文化庁)。方一間、入母屋造の本瓦葺で、切石の基壇の上に角柱を四方転び、つまり四本とも内側へ傾けて立て、腰貫と頭貫で固める。
豊後高田市によれば、建築年代は天井裏に残る墨書から宝暦11年(1761年)と明らかになっている。組物は支輪付きの出組で、地紋彫を施した見切板で天井を折り上げ、格天井を張る(文化庁)。
登録有形文化財としての価値
文化庁は、柱間の中備に間口いっぱいの幅広い蟇股を置き、牡丹を彫った独創的な意匠を評価して、「造形の規範となっているもの」として登録した。豊後高田市も、内部の折上格天井や彫刻のつくりに丁寧な仕事ぶりと優美さがうかがえるとしている。
見どころ
鐘楼の下に立ったら、柱間をほぼ埋める幅広の蟇股と、そこに彫られた牡丹を見上げたい(文化庁)。その奥には、見切板の地紋彫と折り上げた格天井が続く。四隅の柱はいずれも内側へ傾けて立てられている。
見学について
妙壽寺鐘楼は境内の南側、本堂の南東にある(文化庁、豊後高田市)。梵鐘を撞けるかどうかや公開について、公的な案内は確認できなかった。
Q&A
- 妙壽寺鐘楼はいつ建てられましたか?
- 宝暦11年(1761年)です。天井裏の墨書から年代が分かっています(文化庁、豊後高田市)。
- 妙壽寺鐘楼はどこにありますか?
- 大分県豊後高田市金谷町の妙壽寺境内、本堂の南東にあります(文化庁)。
- 妙壽寺鐘楼の見どころは?
- 間口いっぱいの幅広い蟇股に彫られた牡丹と、折上格天井です(文化庁)。
- 妙壽寺鐘楼の鐘は撞けますか?
- 鐘を撞けるかどうかについて、公的な案内は確認できませんでした。
- 妙壽寺鐘楼が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 平成30年(2018年)3月27日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 妙壽寺鐘楼(みょうじゅじしょうろう) |
|---|---|
| 所在地 | 大分県豊後高田市金谷町598-1 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成30年(2018年)3月27日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造、瓦葺、面積11㎡ |
| 所有者 | 宗教法人妙壽寺 |
| 公開状況 | 境内南側に所在(公開の案内なし) |
参考文献
- 妙壽寺鐘楼(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00012264
- 妙壽寺本堂他4件の建造物が国登録有形文化財に登録されました!(豊後高田市)
- https://www.city.bungotakada.oita.jp/site/bunkazai/2251.html
最終更新日: 2026.10.20