半田山配水地一号配水池とは

半田山配水地一号配水池は、岡山市北区法界院の半田山に明治38年(1905年)に築かれた円形の配水池で、平成17年(2005年)2月9日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「はんだやまはいすいちいちごうはいすいち」。岡山市の創設水道の配水池で、直径21メートルの円形平面をもつ(文化庁)。

文化庁の記録では、煉瓦造及び鉄筋コンクリート造、面積335平方メートル。登録番号は33-0094で、所有者は岡山市。半田山配水地は、明治38年(1905年)に創設された岡山市の上水道の配水施設である(文化庁)。

登録有形文化財としての価値

半田山配水地一号配水池は「再現することが容易でないもの」として登録された。文化庁の解説は、全国的に類例の少ない円形配水池の一つと評価している。三野浄水場の北西、半田山の標高約50メートルの地点に築かれ、浄水場から送られた水をためて市内へ配る役割を担った。

構造の見どころ

文化庁の解説によれば、半田山配水地一号配水池の内部には同心円状に2重の隔壁を設け、その頂部に煉瓦造のアーチを巡らせている。屋蓋は鉄筋コンクリート造の欠球形ヴォールトなどで造られている。

岡山県によれば、配水池は地中に埋設され、水深は4メートル。地上に見えるのは換気口の開いた外壁と屋根の部分で、隣の二号配水池と並べて見ると、同じ構造の円形の池が二つ並ぶ創設時の配置がわかる。

見学について

半田山配水地一号配水池は岡山市半田山植物園の中にあり、公開は外観のみである(岡山県)。見学には植物園の入園料が必要になる。開園時間と交通は半田山配水地のページにまとめてある。

Q&A

Q半田山配水地一号配水池はいつ造られましたか?
A明治38年(1905年)です。岡山市の創設水道の配水池です。
Q半田山配水地一号配水池の大きさは?
A直径21メートルの円形で、面積335平方メートルです(文化庁)。水深は4メートルです(岡山県)。
Q半田山配水地一号配水池が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成17年(2005年)2月9日です。
Q半田山配水地一号配水池の内部はどうなっていますか?
A同心円状の2重の隔壁の頂部に煉瓦造アーチを巡らせ、屋蓋を鉄筋コンクリート造の欠球形ヴォールトとしています(文化庁)。
Q半田山配水地一号配水池は見学できますか?
A岡山市半田山植物園の中にあり、植物園に入園すれば外観を見ることができます(岡山県)。

基本情報

名称半田山配水地一号配水池(はんだやまはいすいちいちごうはいすいち、1号配水池)
所在地岡山県岡山市北区法界院3-1
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成17年(2005年)2月9日登録
員数1基
寸法煉瓦造及び鉄筋コンクリート造、面積335平方メートル
所有者岡山市
公開状況外観のみ(岡山市半田山植物園内、入園料要)

参考文献

半田山配水地一号配水池(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00004629
半田山配水池(岡山県の文化財)
https://www.pref.okayama.jp/uploaded/attachment/260977.pdf

最終更新日: 2026.10.06