半田山配水地三号配水池とは

半田山配水地三号配水池は、岡山市北区法界院の半田山に大正8年(1919年)に築かれた円形の配水池で、平成17年(2005年)2月9日に国の登録有形文化財(建造物)となった。読みは「はんだやまはいすいちさんごうはいすいち」。一・二号配水池の北側に近接し、創設時の配水池と同じ構造形式をとる(文化庁)。

文化庁の記録では、煉瓦造及び鉄筋コンクリート造、面積335平方メートル。登録番号は33-0096で、所有者は岡山市。半田山配水地は、明治38年(1905年)に創設された岡山市の上水道の配水施設である(文化庁)。

登録有形文化財としての価値

半田山配水地三号配水池は「再現することが容易でないもの」として登録された。文化庁の解説によれば、水道創設時に予備地として造成されていた土地に、第一拡張工事の一環として建設された。創設から14年後に、同じ形の池を増やして給水を拡げたことになる。

構造の見どころ

半田山配水地三号配水池は、欠球形ヴォールトを中心に、ほぼ半円錐形の鉄筋コンクリート造の屋根の躯体を16本、放射状に架けている(文化庁)。中心から外へ骨組みが広がる構成で、創設時の配水池と同じ構造形式である。

大正期の増設でありながら、明治の一・二号配水池と形をそろえている点がこの池の特徴で、3基を見比べると配水地全体が一つの設計でまとまっていることがわかる。

見学について

半田山配水地三号配水池は岡山市半田山植物園の中にあり、公開は外観のみである(岡山県)。見学には植物園の入園料が必要になる。開園時間と交通は半田山配水地のページにまとめてある。

Q&A

Q半田山配水地三号配水池はいつ造られましたか?
A大正8年(1919年)の第一拡張工事で造られました。
Q半田山配水地三号配水池の屋根の構造は?
A欠球形ヴォールトを中心に、ほぼ半円錐形の鉄筋コンクリート造の躯体を16本放射状に架けています(文化庁)。
Q半田山配水地三号配水池が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成17年(2005年)2月9日です。
Q一号・二号配水池との違いは?
A建設時期が大正8年(1919年)と後ですが、構造形式は創設時の配水池と同じです。
Q半田山配水地三号配水池は見学できますか?
A岡山市半田山植物園の中にあり、植物園に入園すれば外観を見ることができます(岡山県)。

基本情報

名称半田山配水地三号配水池(はんだやまはいすいちさんごうはいすいち、3号配水池)
所在地岡山県岡山市北区法界院3-1
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成17年(2005年)2月9日登録
員数1基
寸法煉瓦造及び鉄筋コンクリート造、面積335平方メートル
所有者岡山市
公開状況外観のみ(岡山市半田山植物園内、入園料要)

参考文献

半田山配水地三号配水池(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00004631
半田山配水池(岡山県の文化財)
https://www.pref.okayama.jp/uploaded/attachment/260977.pdf

最終更新日: 2026.10.06