慈眼院とは
慈眼院は、大阪府泉佐野市日根野にある寺院で、文永8年(1271年)の多宝塔が昭和28年(1953年)11月14日に国の国宝に指定され、鎌倉時代後期の金堂が国の重要文化財に指定されている(文化庁)。

泉佐野市の広報誌によれば、慈眼院は天武天皇の勅願寺として白鳳2年(674年)に開創されたと伝わり、隣接する日根神社の神宮寺として多くの堂宇が並んだが、天正13年(1585年)の羽柴秀吉の紀州攻めの兵火で焼失した。のちに豊臣秀頼が再建したが、当初からの建物は多宝塔と金堂が残るだけである。
2件の構成
多宝塔は規模の小さい檜皮葺の三間多宝塔で、上重に四手先、下重に二手先の組物を置き、内部は四天柱のない一室に塔と同時の仏壇を据える。文化庁は鎌倉時代の多宝塔の代表例の一つとし、泉佐野市によれば日本の多宝塔三名塔に数えられる(文化庁、泉佐野市)。
金堂は桁行三間・梁間三間の寄棟造・本瓦葺に一間の向拝を付ける。多宝塔は明治の修理の際に金堂の横から現在の場所に移された(文化庁、泉佐野市)。各件の構造は、それぞれのページで扱っている。
拝観について
拝観の時間や料金について、公的な案内は確認できなかった。
参考文献
- 慈眼院多宝塔(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/2173
- 慈眼院金堂(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/2172
- 日本遺産・中世日根荘を巡る⑯「慈眼院」(広報いずみさの 令和2年(2020年)11月号、泉佐野市)
- https://www.city.izumisano.lg.jp/material/files/group/19/20201116.pdf
最終更新日: 2026.10.24
基本情報
| 名称 | 慈眼院 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府泉佐野市日根野 |
| 所有者 | 慈眼院 |
| 指定 | 国宝 1件・重要文化財 1件 |
| 座標 | 34.37405, 135.34380 |