船場ビルディングとは:中庭を囲む回廊をもつ大正の住宅兼事務所ビル

船場ビルディング(せんばびるでぃんぐ)は、大阪府大阪市中央区淡路町にある大正14年(1925年)建設の鉄筋コンクリート造の住宅兼事務所ビルで、平成12年(2000年)2月15日に登録有形文化財に登録された。

文化庁の記録では、地上5階地下1階建て、建築面積717平方メートルで、登録基準は「造形の規範となっているもの」である。設計は村上徹一の建築事務所。

大阪市によると、大阪の歴史的な都心である北船場地区の中央に位置する。

船場ビルディングの構造

文化庁の解説によると、御堂筋の近くに建つ5階建ての住宅兼事務所ビルで、外観はタイル張りのオフィスビルの意匠である。

内部の中央に細長いパティオ風の中庭を設けて吹き抜けとし、その周りの各階に回廊を巡らせる特色あるつくりとする。

船場ビルディングの見どころ

大阪市によると、職住一体の共同立体町家として構想された独特の建築計画をもち、大阪で活躍した建築家村上徹一の数少ない現存作品である。平成10年(1998年)の大がかりな改修を機に、レトロな雰囲気のテナントビルとして注目を集め、船場の近代建築の活用の先駆けとなった。

大阪市によると、令和5年(2023年)度には竣工当時の外壁照明を再現する修景が行われた。中庭を見上げる吹き抜けと、各階の回廊が見どころである。

船場ビルディングの見学方法

大阪市によると、生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪に参加しており、建物公開が行われている。現在はテナントビルとして使われており、見学は公開イベントの案内で確かめたい。

Q&A

Q船場ビルディングはいつ建てられたのですか?
A大正14年(1925年)に建てられました。
Q船場ビルディングの内部の特徴は?
A中央に細長いパティオ風の中庭の吹き抜けがあり、各階に回廊が巡ります。
Q船場ビルディングを設計したのは誰ですか?
A村上徹一の建築事務所です。
Q船場ビルディングは今どう使われていますか?
A大阪市によると、テナントビルとして使われています。
Q船場ビルディングの読み方は?
A「せんばびるでぃんぐ」と読みます。

基本情報

名称船場ビルディング(せんばびるでぃんぐ)
所在地大阪府大阪市中央区淡路町2-5-8
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成12年(2000年)2月15日登録
員数1棟
寸法鉄筋コンクリート造地上5階地下1階建、建築面積717平方メートル
所有者文化庁の記録に記載なし
公開状況公開イベント時に見学可

参考文献

文化庁 国指定文化財等データベース「船場ビルディング」
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/101/00001528
文化遺産オンライン「船場ビルディング」
https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/137298
大阪市「修景事例紹介 船場ビルディング」
https://www.city.osaka.lg.jp/toshiseibi/page/0000628280.html

最終更新日: 2026.09.28