南河原石塔婆とは:緑泥片岩で造られた鎌倉時代の板碑3基
南河原石塔婆(みなみかわらいしとうば)は、埼玉県行田市南河原にある緑泥片岩の板碑3基で、昭和3年(1928年)2月7日に国の史跡に指定された。
文化庁の記録では、指定基準は「社寺の跡又は旧境内その他祭祀信仰に関する遺跡」にあたる。
文化庁の指定時の説明によると、3基が並んで建てられ、この種の石塔婆としていずれも優秀なものに属する。
南河原石塔婆の板碑
文化庁の指定時の説明によると、1基目は高さ8尺3寸(約2.5メートル)、幅2尺1寸(約64センチメートル)で、阿弥陀三尊像を刻み、文応2年(1261年)の銘がある。
2基目は高さ5尺8寸(約1.8メートル)、幅1尺9寸(約58センチメートル)で、地蔵菩薩と両脇侍の像を刻み、文永2年(1265年)の銘がある。3基目は高さ4尺5寸(約1.4メートル)、幅1尺5寸(約45センチメートル)で、銘文は摩滅して読めない。
南河原石塔婆の見どころ
緑泥片岩の板石に仏像を刻んだ板碑は、鎌倉時代から関東地方で多く造られた。南河原石塔婆は、阿弥陀三尊と地蔵菩薩を刻んだ大型の板碑が紀年銘とともに並んで残る点が見どころである。
南河原石塔婆の見学方法
見学の条件についての公的な案内は確認できなかった。石造物を傷つけないよう注意して見学したい。
問い合わせは行田市文化財保護課へ。
Q&A
- 南河原石塔婆はいつ史跡に指定されましたか?
- 昭和3年(1928年)2月7日に指定されました。
- 南河原石塔婆は何基ありますか?
- 3基です。
- 南河原石塔婆には何が刻まれていますか?
- 阿弥陀三尊像と、地蔵菩薩と両脇侍の像が刻まれています。
- 南河原石塔婆の年代は?
- 文応2年(1261年)と文永2年(1265年)の銘があります。
- 板碑の石材は?
- 緑泥片岩です。
基本情報
| 名称 | 南河原石塔婆(みなみかわらいしとうば) |
|---|---|
| 所在地 | 埼玉県行田市南河原 |
| 指定区分 | 史跡 |
| 指定年 | 昭和3年(1928年)2月7日指定 |
| 員数 | 3基 |
| 寸法 | 最大のもの:高さ8尺3寸(約2.5メートル) |
| 所有者 | 文化庁の記録に記載なし |
| 公開状況 | 公的な見学案内は確認できず |
参考文献
- 文化庁 国指定文化財等データベース「南河原石塔婆」
- https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/401/596
- 文化遺産オンライン「南河原石塔婆」
- https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/160838
最終更新日: 2026.09.29