長寿寺とは:良弁の創立と伝える湖南三山の一つ

長寿寺(ちょうじゅじ)は、滋賀県湖南市東寺にある寺院で、鎌倉時代前期の本堂が昭和28年(1953年)に国宝に指定され、室町時代後期の弁天堂も重要文化財に指定されている。

文化庁によると、良弁(689年から773年)の創立と伝える。

長寿寺によると、本尊は子安地蔵菩薩で、世継ぎのなかった聖武天皇の子宝を祈願したという寺の縁起に由来し、古くから子宝・安産の祈願が行われてきた。

本堂と弁天堂

文化庁によると、本堂は方五間の純和様の建物で、内部を内陣と外陣に区画し、内陣は入母屋形、外陣は寄棟形の化粧屋根裏とし、さらにこれらを覆って大屋根をかける。鎌倉時代前期の和様の代表的な優作で、小屋構造や屋根面の反転曲線まで古様をよく伝える。堂内の一間春日厨子(内側に文明12年(1480年)の墨書)が附として指定されている。

文化庁の記録では、弁天堂は桁行一間、梁間一間、入母屋造で、正面の軒に唐破風を付けた檜皮葺の小堂である。

境内の見どころ

湖南市観光協会によると、参道には紅葉が並び、秋には周囲を鮮やかに染める。本堂の裏手の収蔵庫には、高さ3メートルほどの丈六阿弥陀如来坐像が安置されている。

長寿寺は、善水寺、常楽寺とともに湖南三山と呼ばれている。

長寿寺の拝観

長寿寺によると、拝観時間は午前9時から午後4時で、団体の拝観は予約が必要である。湖南市観光協会によると、拝観料は大人600円、中高生300円、小学生は保護者同伴で無料である。

長寿寺によると、JR草津線石部駅からバスで約15分、「長寿寺」下車。駐車場は普通車20台、大型車5台分ある。問い合わせは長寿寺(0748-77-3813)へ。

参考文献

文化庁 国指定文化財等データベース「長寿寺本堂」
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/102/1455
文化庁 国指定文化財等データベース「長寿寺弁天堂」
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/102/1456
長寿寺 公式サイト
https://chojyuji.jp/
湖南市観光協会「長壽寺」
https://www.burari-konan.jp/kanko/shaji/tyoujyuji/

最終更新日: 2026.09.29

基本情報

名称長寿寺
所在地滋賀県湖南市東寺5丁目1-11
所有者長寿寺
指定国宝 1件・重要文化財 1件
座標34.98539, 136.06000