圓光寺九重塔とは

圓光寺九重塔は、滋賀県野洲市久野部の圓光寺(円光寺)の境内に立つ石造の九重塔で、「康元」の年号を刻む鎌倉時代前期(1256〜1257年)の石塔であり、昭和36年(1961年)3月23日に国の重要文化財に指定された。読みは「えんこうじきゅうじゅうのとう」(文化庁)。

文化庁の記録では、石造九重塔で、「康元□」の刻銘がある。所有者は圓光寺である。

圓光寺と九重塔

滋賀県文化財保護協会によれば、圓光寺は最澄が開いたと伝える天台山門派の長福寺と、真盛派の円光寺を統合して成立した寺で、現在は天台真盛宗に属する。門をくぐって最初に目に入るのが、高くそびえる鎌倉時代の九重石塔である。

圓光寺九重塔の奥には、同じく重要文化財で康元2年(1257年)建立とされる本堂が建つ(滋賀県文化財保護協会)。塔に刻まれた康元の年号は、本堂の建立年とも近い。

重要文化財としての価値

圓光寺九重塔は昭和36年に重要文化財に指定された。文化庁の記録によれば、塔に「康元」の年号が刻まれており、鎌倉時代前期の造立を示す紀年銘をもつ石造層塔である。

見どころ

圓光寺九重塔は石を九重に積み重ねた層塔で、山門を入ってすぐ、本堂の手前に高くそびえる(滋賀県文化財保護協会)。刻まれた年号とあわせ、背後の切妻造の本堂と一緒に鎌倉時代の境内の姿を感じることができる。

参拝について

野洲市観光物産協会によれば、圓光寺の所在地は野洲市久野部266で、拝観は9時から17時(要御礼)、駐車場は3台。JR野洲駅北口から近江鉄道バス木部循環行きで約3分の「久野部」下車すぐ、または徒歩約13分。問い合わせは077-587-0172。

圓光寺九重塔の奥には本堂、隣には大行事神社本殿がある。3件の案内はグループページ「圓光寺・大行事神社(野洲市)」にまとめている。

Q&A

Q圓光寺九重塔はいつ造られましたか?
A「康元」の刻銘から鎌倉時代前期(1256〜1257年)とされます(文化庁)。
Qどんな塔ですか?
A石を九重に積み重ねた石造の層塔です(文化庁)。
Q境内のどこにありますか?
A山門を入ってすぐ、本堂の手前に立っています(滋賀県文化財保護協会)。
Qほかに重要文化財はありますか?
A圓光寺本堂と、隣接する大行事神社本殿も重要文化財です(滋賀県文化財保護協会)。
Q圓光寺九重塔が重要文化財に指定されたのはいつですか?
A昭和36年(1961年)3月23日です。

基本情報

名称圓光寺九重塔(えんこうじきゅうじゅうのとう)
所在地滋賀県野洲市久野部266
指定区分重要文化財(建造物)
指定年昭和36年(1961年)3月23日指定
員数1基
寸法石造九重塔(康元□の刻銘)
所有者圓光寺
公開状況境内で拝観可、要御礼

参考文献

圓光寺九重塔(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/102/1453
圓光寺本堂(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/102/1452
大行事神社本殿(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/102/1450
新近江名所圖会 第316回 駅近で重要文化財が楽しめる-野洲市円光寺-(滋賀県文化財保護協会)
https://www.shiga-bunkazai.jp/shigabun-shinbun/best-place-in-shiga/%E6%96%B0%E8%BF%91%E6%B1%9F%E5%90%8D%E6%89%80%E5%9C%96%E4%BC%9A-%E7%AC%AC316%E5%9B%9E%E3%80%80%E9%A7%85%E8%BF%91%E3%81%A7%E9%87%8D%E8%A6%81%E6%96%87%E5%8C%96%E8%B2%A1%E3%81%8C%E6%A5%BD%E3%81%97/
円光寺(野洲市観光物産協会)
https://www.yasu-kankou.com/tourist/detail.php?id=67
円光寺(びわこビジターズビューロー)
https://www.biwako-visitors.jp/spot/detail/3932/
野洲市の指定文化財(野洲市)
https://www.city.yasu.lg.jp/soshiki/rekishiminzoku/bunkazai/1450766178742.html

最終更新日: 2026.10.11