美保神社とは

美保神社は、島根県松江市美保関町美保関にある神社で、文化10年(1813年)の本殿が昭和57年(1982年)に国の重要文化財に指定され、大正13年(1924年)の拝殿が令和4年(2022年)に国の登録有形文化財に登録されている(文化庁)。

二つの屋根が並ぶ美保神社本殿
二つの屋根が並ぶ美保神社本殿by Monado / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons

文化庁によれば、『出雲国風土記』や『延喜式』にみえる古社である。観光庁の解説によれば、祭神は漁業と商売の神の恵比寿(事代主)と三穂津姫で、毎年12月3日の諸手船神事と4月7日の青柴垣神事では、国譲りの神話の場面が港で再現される。

本殿と拝殿

本殿は、前室付きの大社造の二棟を相の間でつなぎ、正面全体に階隠の庇を設けた比翼大社造で、この地方の同形式のうち最も規模が大きく建立年代も古い(文化庁)。観光庁によれば、大御前に三穂津姫、二御前に恵比寿を祀り、千木の切り方が神の性別を表す。

拝殿は桁行六間・梁間三間の切妻造・妻入・杮葺で、石敷の床に柱が林立し、四面を開け放って天井を張らずに整然とした小屋組を見せる(文化庁)。文化庁は、いわゆる美保造の雄大な本殿にふさわしい広壮な社殿としている。観光庁は伊東忠太の設計で1928年の建築とする。各棟の構造は、それぞれのページで扱っている。

見学について

参拝の時間について、公的な案内は確認できなかった。

参考文献

美保神社本殿(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/2968
美保神社拝殿(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00014293
港町・美保関(観光庁 地域観光資源の多言語解説文データベース)
https://www.mlit.go.jp/tagengo-db/common/001557747.pdf

最終更新日: 2026.10.23

基本情報

名称美保神社
所在地島根県松江市美保関町美保関
所有者美保神社
指定重要文化財 1件・登録有形文化財 1件
座標35.56233, 133.30619