美保神社拝殿とは
美保神社拝殿は、島根県松江市美保関町美保関にある大正13年(1924年)の式内社の拝殿で、令和4年(2022年)6月29日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「みほじんじゃはいでん」。

文化庁の記録では、木造平屋建、杮葺で、建築面積203平方メートル。平成10年(1998年)に改修されている。登録番号は32-0216である。
四面を開け放った妻入の拝殿
美保神社拝殿は、美保関に位置する式内社の拝殿である(文化庁)。桁行六間・梁間三間の切妻造・妻入・杮葺で、正面の下屋の中央に切妻の破風を付ける。内部は石敷で柱が林立し、四面を開け放ち、天井を張らずに整然とした小屋組を見せる。
観光庁の解説によれば、壁をもたない拝殿は神社建築として珍しく、伊東忠太の設計による。観光庁はその年を1928年としているが、文化庁の記録は大正13年(1924年)とする。観光庁の解説によれば、祭神は漁業と商売の神の恵比寿(事代主)と三穂津姫で、毎年12月3日の諸手船神事と4月7日の青柴垣神事では、国譲りの神話の場面が港で再現される。
登録有形文化財としての価値
文化庁は、いわゆる美保造の雄大な本殿にふさわしい広壮な社殿として、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に登録した。
見どころ
石敷の床に林立する柱と、天井を張らずに見せる整然とした小屋組が見どころである(文化庁)。
見学について
美保神社が所有する(文化庁)。参拝の時間について、公的な案内は確認できなかった。本殿と拝殿は美保神社のページにまとめている。
Q&A
- 美保神社拝殿はいつ建てられましたか?
- 文化庁の記録では大正13年(1924年)です。観光庁は1928年とします。
- 設計者は誰ですか?
- 伊東忠太です(観光庁)。
- 建物の特徴は?
- 四面を開け放ち、天井を張らずに小屋組を見せます(文化庁)。
- 床は?
- 石敷で、柱が林立します(文化庁)。
- 美保神社拝殿が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 令和4年(2022年)6月29日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 美保神社拝殿(みほじんじゃはいでん) |
|---|---|
| 所在地 | 島根県松江市美保関町美保関608 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 令和4年(2022年)6月29日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造平屋建、杮葺、建築面積203㎡ |
| 所有者 | 宗教法人美保神社 |
| 公開状況 | 参拝の公的な案内なし |
参考文献
- 美保神社拝殿(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00014293
- 港町・美保関(観光庁 地域観光資源の多言語解説文データベース)
- https://www.mlit.go.jp/tagengo-db/common/001557747.pdf
最終更新日: 2026.10.23