可睡斎東司とは
可睡斎東司は、静岡県袋井市久能にある昭和12年(1937年)頃の禅寺の東司(便所)で、平成26年(2014年)12月19日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「かすいさいとうす」。
文化庁の記録では、木造平屋建、瓦葺で、建築面積108平方メートル。登録番号は22-0199である。
烏枢沙摩明王をまつる東司
可睡斎東司は、約8メートル四方の規模をもつ東司(禅寺の便所)で、南辺に小便器、北東面に大便器室を並べ、中央の壇上に烏枢沙摩明王をまつる(文化庁)。
天井は周囲に吹寄せの格縁をめぐらせて内側に網代天井を張り、中央に天蓋風の飾りを設ける(文化庁)。可睡斎によれば、昭和12年(1937年)に建てられた男女兼用の水洗式のトイレで、「日本一のトイレ」として知られる。
登録有形文化財としての価値
文化庁は、欄間に組子細工を飾るなど風雅な意匠をもつ東司であるとして、「造形の規範となっているもの」に登録した。
見どころ
中央の壇上にまつる烏枢沙摩明王と、網代天井の中央の天蓋風の飾りが見どころである(文化庁)。
見学について
宗教法人可睡斎が所有する(文化庁)。2件の構成は可睡斎のページにまとめている。可睡斎によれば、寺院内の拝観は有料で、拝観時間は8時から16時30分、拝観志納金は700円である。
Q&A
- 可睡斎東司はいつ建てられましたか?
- 昭和12年(1937年)頃です(文化庁)。
- 東司とは何ですか?
- 禅寺の便所のことです。可睡斎の東司は約8メートル四方の規模をもちます(文化庁)。
- 中央に何がまつられていますか?
- 烏枢沙摩明王です(文化庁)。
- 今も使えるのですか?
- 可睡斎は男女兼用の水洗式トイレとして案内しています。
- 可睡斎東司が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 平成26年(2014年)12月19日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 可睡斎東司(かすいさいとうす) |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県袋井市久能2915-1 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成26年(2014年)12月19日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造平屋建、瓦葺、建築面積108㎡ |
| 所有者 | 宗教法人可睡斎 |
| 公開状況 | 有料拝観 8:00〜16:30(可睡斎) |
参考文献
- 可睡斎東司(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00010308
- 拝観のご案内(秋葉総本殿 可睡斎 公式サイト)
- https://www.kasuisai.or.jp/wp/p06
最終更新日: 2026.10.21