三嶋暦師の館とは

三嶋暦師の館(旧河合家住宅主屋)は、静岡県三島市大宮町の三嶋大社の東にある江戸時代末期の住宅で、平成18年(2006年)10月18日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「みしまごよみしのやかた(きゅうかわいけじゅうたくしゅおく)」。

文化庁の記録では、木造平屋建、瓦葺で、建築面積218平方メートル。登録番号は22-0113である。

三嶋暦を発行した河合家

三島市観光協会によれば、三嶋暦師の館は、三嶋暦を代々発行していた河合家の家屋を改修した博物館である。河合家は、高度な天文学と数学の知識を要する暦の発行を50代にわたって行ってきた。三嶋暦は、かな文字で書かれた暦として日本で最も古いものといわれる。

同協会によれば、安政の大地震(1854年)で河合家の建物が倒壊したのち、韮山代官の江川太郎左衛門の肝いりで、十里木(裾野市)の関所の廃屋を使って建てられた。文化庁も、関所建物の移築と伝えるとしている。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、関所建物の移築と伝えるとともに、江戸時代末期の有力な社家の住宅の遺構としても貴重としている。

見どころ

北面中央に、起り破風をかけた式台玄関を構える(文化庁)。桁行9間半、梁間4間半の切妻造桟瓦葺で、東を土間、西を2列6室とし、北西の隅に8畳の座敷を置く。

三島市観光協会によれば、奥座敷は最も高い上段の間で、家の格式の高さがしのばれる。館内には三嶋暦の版木や関連資料が展示され、レプリカの版木を使った印刷体験もできる。

見学について

三島市観光協会によれば、開館時間は午前10時から午後4時、休館日は月曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始で、入館は無料。駐車場はない。三島駅から徒歩約20分、三嶋大社から徒歩約5分。問い合わせは三嶋暦師の館(電話055-976-3088)。

耐震補強と屋根の改修を終え、令和2年(2020年)9月1日にリニューアルオープンした(三島市観光協会)。

Q&A

Q三嶋暦師の館はいつ建てられましたか?
A江戸時代末期です(文化庁)。安政の大地震(1854年)のあとに建てられました(三島市観光協会)。
Q三嶋暦師の館はどこにありますか?
A三島市大宮町、三嶋大社の東にあり、大社から徒歩約5分です(文化庁、三島市観光協会)。
Q三嶋暦師の館の見どころは?
A起り破風の式台玄関と上段の間、三嶋暦の版木の展示です(文化庁、三島市観光協会)。
Q三嶋暦師の館は見学できますか?
A午前10時から午後4時まで開館し、入館は無料です。月曜日と年末年始は休館です(三島市観光協会)。
Q三嶋暦師の館(旧河合家住宅主屋)が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成18年(2006年)10月18日です(文化庁)。

基本情報

名称三嶋暦師の館(旧河合家住宅主屋)(みしまごよみしのやかた(きゅうかわいけじゅうたくしゅおく))
所在地静岡県三島市大宮町2-5-16
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成18年(2006年)10月18日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、瓦葺、建築面積218㎡
所有者三島市
公開状況公開(午前10時〜午後4時、月曜・年末年始休館、無料)

参考文献

三嶋暦師の館(旧河合家住宅主屋)(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00005883
三嶋暦師の館(三島市観光協会)
https://www.mishima-kankou.com/spot/290/

最終更新日: 2026.10.14