古河掛水倶楽部とは
古河掛水倶楽部は、栃木県日光市足尾町の渡良瀬川右岸の掛水にある足尾銅山ゆかりの建物群で、大正時代初期の新館と明治時代後期の旧館が平成18年(2006年)10月18日に、明治40年(1907年)の旧足尾銅山鉱業事務所付属書庫と昭和26年(1951年)の旧電話交換所(足尾銅山電話資料館)が平成28年(2016年)11月29日に、国の登録有形文化財に登録されている(文化庁)。4件とも古河機械金属株式会社の所有である。

書庫は銅山の中枢部の掛水移転にあわせて建てられたもので、文化庁は銅山の中心施設の遺構として希少としている。足尾銅山には明治19年(1886年)に、国内で民間初の私設電話が架設された(文化庁)。
4件の構成
新館は渡良瀬川に面した東面を石積みの柱で懸造り風につくり、西に球技室を張り出し、2階をハーフティンバー風とする変化に富んだ建物である。旧館は新館と渡廊下で結ばれた下見板張の洋風の平屋で、内部に畳敷の大広間と洋室をもつ(文化庁)。
書庫はイギリス積の煉瓦造2階建で、四隅に白い石材を帯状に配した付柱を設ける。電話交換所はモルタル塗りの外壁に縦長の窓を並べた、文化住宅を思わせる小さな建物である(文化庁)。各件の構造は、それぞれのページで扱っている。
見学について
公開について、公的な案内は確認できなかった。
参考文献
- 古河掛水倶楽部新館(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00005710
- 古河掛水倶楽部旧館(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00005711
- 旧足尾銅山鉱業事務所付属書庫(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00011264
- 足尾銅山電話資料館(旧足尾銅山電話交換所)(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00011263
最終更新日: 2026.10.24
基本情報
| 名称 | 古河掛水倶楽部 |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県日光市足尾町 |
| 所有者 | 古河機械金属株式会社 |
| 指定 | 登録有形文化財 4件 |
| 座標 | 36.64251, 139.45037 |