五島美術館本館とは

五島美術館本館は、東京都世田谷区上野毛にある昭和35年(1960年)の吉田五十八が設計した美術館の本館で、平成29年(2017年)10月27日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「ごとうびじゅつかんほんかん」。

庭園側から見た五島美術館本館
庭園側から見た五島美術館本館Bamse / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons

文化庁の記録では、鉄筋コンクリート造平屋一部2階一部地下1階建で、建築面積は1,143平方メートル。平成24年(2012年)に改修されている。登録番号は13-386である。

寝殿造に学んだ鉄筋コンクリートの本館

五島美術館本館は、東急電鉄の創業者五島慶太の喜寿を記念して昭和35年(1960年)に建てられた美術館の本館で、設計は吉田五十八である(文化庁)。

鉄筋コンクリート造による伝統表現を意図し、寝殿造を参照した平面や大径の丸柱、蔀戸や御簾をかたどった建具の意匠、幅の広い縁と深い軒による水平線の強調など、平安朝の意匠を模している(文化庁)。文化庁は、吉田五十八の代表作としている。

登録有形文化財としての価値

文化庁は、この建物を「造形の規範となっているもの」に登録した。

見どころ

大径の丸柱と、幅の広い縁と深い軒がつくる水平線が見どころである(文化庁)。

見学について

公益財団法人五島美術館が所有する(文化庁)。五島美術館の公式サイトによると、開館は10時から17時(入館は16時30分まで)で、月曜日(祝日の場合は翌平日)と展示替えの期間などは休館する。展覧会を観覧せず庭園だけに入る場合は300円である。本館・古経楼・冨士見亭は五島美術館のページにまとめている。

Q&A

Q本館はいつ建てられましたか?
A昭和35年(1960年)です(文化庁)。
Q設計したのは誰ですか?
A吉田五十八です(文化庁)。
Q何を記念した建物ですか?
A東急電鉄の創業者五島慶太の喜寿です(文化庁)。
Qどんな意匠ですか?
A寝殿造を参照した平安朝の意匠を、鉄筋コンクリート造で表しています(文化庁)。
Q五島美術館本館が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成29年(2017年)10月27日です(文化庁)。

基本情報

名称五島美術館本館(ごとうびじゅつかんほんかん)
所在地東京都世田谷区上野毛3丁目112-3他
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成29年(2017年)10月27日登録
員数1棟
寸法鉄筋コンクリート造平屋一部2階一部地下1階建、建築面積1,143㎡
所有者公益財団法人五島美術館
公開状況東急大井町線 上野毛駅から徒歩5分(五島美術館)

参考文献

五島美術館本館(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00011889
五島美術館(公式サイト)
https://www.gotoh-museum.or.jp/

最終更新日: 2026.10.25