金剛寺不動堂とは
金剛寺不動堂は、東京都日野市高幡にある康永元年(1342年)の高幡不動尊の不動堂で、昭和21年(1946年)11月29日に国の重要文化財に指定された(文化庁)。読みは「こんごうじふどうどう」。

文化庁の記録では、桁行五間、梁間五間、一重、入母屋造、向拝一間、茅葺形銅板葺で、附として不動明王像光背1面、棟札3枚、勧進状1巻があわせて指定されている。指定番号は01551である。
文化庁の記録にある昭和21年(1946年)の指定日は、旧法による指定の日付である。
山中から麓へ移された堂
金剛寺不動堂は、関東三大不動の一つに挙げられる高幡不動尊、真言宗智山派別格本山の高幡山明王院金剛寺の不動堂である(金剛寺)。文化庁の記録では、桁行五間・梁間五間、入母屋造・茅葺形銅板葺で、一間の向拝を付ける。
金剛寺によれば、平安時代初期に慈覚大師円仁が山中に不動堂を建てたのに始まる。建武2年(1335年)8月4日夜の大風で山中の堂が倒れたため、住僧の儀海上人が康永元年(1342年)に麓に移して建てたのが現在の不動堂である。寺はこれを東京都で最古の文化財建造物と紹介している。
重要文化財としての価値
文化庁の記録に解説文はなく、構造欄と年代が指定の内容を伝える。康永元年(1342年)の不動堂で、不動明王像の光背、棟札3枚、勧進状1巻もあわせて指定されている(文化庁)。
見どころ
五間四方の堂を覆う茅葺形の銅板葺の入母屋屋根と、正面の向拝が見どころである(文化庁)。
見学について
金剛寺が所有する(文化庁)。金剛寺によれば、京王線・多摩都市モノレールの高幡不動駅から歩いて5分である。境内の拝観の時間について、公的な案内は確認できなかった。仁王門と不動堂は金剛寺(高幡不動尊)のページにまとめている。
Q&A
- 金剛寺不動堂はいつ建てられましたか?
- 康永元年(1342年)です(文化庁)。
- なぜ麓に移されたのですか?
- 建武2年(1335年)の大風で山中の堂が倒れたためです(金剛寺)。
- 附として指定されているものは?
- 不動明王像の光背、棟札3枚、勧進状1巻です(文化庁)。
- 最寄り駅は?
- 高幡不動駅で、歩いて5分です(金剛寺)。
- 金剛寺不動堂が重要文化財に指定されたのはいつですか?
- 昭和21年(1946年)11月29日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 金剛寺不動堂(こんごうじふどうどう) |
|---|---|
| 所在地 | 東京都日野市高幡 |
| 指定区分 | 重要文化財(建造物) |
| 指定年 | 昭和21年(1946年)11月29日指定 |
| 員数 | 1棟(附 不動明王像光背1面、棟札3枚、勧進状1巻) |
| 寸法 | 桁行五間、梁間五間、一重、入母屋造、向拝一間、茅葺形銅板葺 |
| 所有者 | 金剛寺 |
| 公開状況 | 高幡不動駅から徒歩5分(金剛寺) |
参考文献
- 金剛寺不動堂(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/570
- 境内のご案内(高幡山明王院金剛寺)
- https://www.takahatafudoson.or.jp/?page_id=13
- 沿革(高幡山明王院金剛寺)
- https://www.takahatafudoson.or.jp/?page_id=4681
最終更新日: 2026.10.23