大山寺阿弥陀堂とは

大山寺阿弥陀堂は、鳥取県西伯郡大山町大山にある天文21年(1552年)の天台宗寺院の阿弥陀堂で、明治37年(1904年)2月18日に国の重要文化財に指定された(文化庁)。読みは「だいせんじあみだどう」。

文化庁の記録では、桁行五間、梁間五間、一重、寄棟造で、一間の向拝を付け、こけら葺とする。指定番号は00316である。

文化庁の記録にある明治37年(1904年)の指定日は、旧法による指定の日付である。

大山信仰の霊場に残る最古の堂

大山寺は、奈良時代に創建されたと伝わる大山信仰の霊場で、中国地方を代表する天台宗の寺院の一つである(文化庁)。阿弥陀堂は、銘札により天文21年(1552年)の建立と知られる仏堂で、太い柱や梁を用いた雄大なつくりを特徴とする。

観光庁の解説によれば、阿弥陀堂は大山寺に現存する最古の建物で、享禄2年(1529年)の土砂崩れで倒壊したのち、現在の場所に再建された。かつては僧が90日間阿弥陀仏の名を唱えながら堂内を巡る常行三昧の道場であった。堂内には12世紀の木造の阿弥陀如来と観音・勢至の両脇侍像を安置し、像も重要文化財である。

重要文化財としての価値

文化庁は、太い柱や梁を用いた雄大なつくりと、柱上の組物や軒まわりの意匠に色濃く示される和様の特徴を記している。なお向拝は、梁や組物の様式がほかの部分と異なり、後世の増築であることが知られる。

見どころ

太い柱と梁による雄大な構えと、柱上の組物や軒まわりの和様の意匠が見どころである(文化庁)。

見学について

大山寺が所有する(文化庁)。阿弥陀堂・本堂・鐘楼は大山寺のページにまとめている。大山隠岐国立公園の中にある(観光庁)。拝観の時間などの公的な案内は確認できなかった。

Q&A

Q大山寺阿弥陀堂はいつ建てられましたか?
A天文21年(1552年)です(文化庁)。
Qなぜ再建されたのですか?
A享禄2年(1529年)の土砂崩れで倒壊したためです(観光庁)。
Q堂内には何がありますか?
A12世紀の木造の阿弥陀如来と両脇侍像で、像も重要文化財です(観光庁)。
Q建物の特徴は?
A太い柱や梁を用いた雄大なつくりと和様の意匠です(文化庁)。
Q大山寺阿弥陀堂が重要文化財に指定されたのはいつですか?
A明治37年(1904年)2月18日です(文化庁)。

基本情報

名称大山寺阿弥陀堂(だいせんじあみだどう)
所在地鳥取県西伯郡大山町大字大山
指定区分重要文化財(建造物)
指定年明治37年(1904年)2月18日指定
員数1棟
寸法桁行五間、梁間五間、一重、寄棟造、向拝一間、こけら葺
所有者大山寺
公開状況拝観の公的な案内なし

参考文献

大山寺阿弥陀堂(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/2944
大山寺阿弥陀堂(観光庁 地域観光資源の多言語解説文データベース)
https://www.mlit.go.jp/tagengo-db/en/H30-01003.html

最終更新日: 2026.10.22