旧内山家住宅北門とは

旧内山家住宅北門は、富山県富山市宮尾903にある慶応年間(1865〜1868年)建築の木造の棟門で、平成10年(1998年)に国の登録有形文化財に登録された。読みは「きゅううちやまけじゅうたくきたもん」。

旧内山家住宅北門は屋敷地の北の境の東寄りに建つ。棟門は2本の本柱の上に直接屋根を載せる形式で、屋根は瓦葺である。

藩主の鷹狩りと北門

旧内山家住宅北門は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録有形文化財になった。文化庁は、往時の様子をしのばせる建物と評価している。

文化庁の解説によれば、内山家は藩主の鷹狩りの際に宿所とされたと伝わる家である。かつて屋敷の北方は丘陵のような地形で、その一帯が狩り場だったと推定されている。北門はその狩り場へ通じる位置にある。

主屋と同じ時代の門

旧内山家住宅北門は慶応年間の建築で、主屋や表門とほぼ同じ時期に建てられた。屋敷の門のうち江戸時代にさかのぼるのは、この北門と表門の二つである。

表門が屋敷の正面を構える格式の高い薬医門であるのに対し、北門は屋敷の裏手に開く簡素な棟門である。正面と裏手で門の形式を変え、役割に応じて格を使い分けている。

旧内山家住宅北門の見どころと見学

旧内山家住宅北門では、2本の本柱が屋根を直接支える棟門の構えを確かめたい。門の外側、北の方角に目を向けると、かつて狩り場へ続いていた道筋を想像できる。

開館日と見学料は旧内山家住宅(富山市)のページにまとめてある。撮影の可否は公式の案内が見つからなかったため(2026年9月確認)、受付で確かめてほしい。

Q&A

Q旧内山家住宅北門はいつ建てられましたか?
A文化庁のデータベースでは慶応年間(1865〜1868年)の建築です。
Q旧内山家住宅北門はどのような門ですか?
A木造の棟門で、屋根は瓦葺です。
Q旧内山家住宅北門が登録有形文化財になった理由は何ですか?
A藩主の鷹狩りの狩り場に通じる位置にあり往時の様子をしのばせることから、平成10年(1998年)に「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録されました。
Q旧内山家住宅北門と鷹狩りの関係は?
A内山家は藩主の鷹狩りの宿所とされたと伝わり、屋敷の北方一帯が狩り場だったと推定されています。北門はそこへ通じる位置にあります。
Q旧内山家住宅北門はどこにありますか?
A屋敷地の北の境の東寄りに建っています。

基本情報

名称旧内山家住宅北門
所在地富山県富山市宮尾903
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成10年(1998年)登録
員数1棟
寸法木造棟門、瓦葺
所有者富山県
公開状況公開(豪農の館 内山邸として有料公開)

参考文献

国指定文化財等データベース(文化庁)旧内山家住宅北門
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/101/00000576
文化遺産オンライン 旧内山家住宅北門
https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/176796

最終更新日: 2026.09.30