大泉坊長屋門とは

大泉坊長屋門は、山形県飽海郡遊佐町上蕨岡の大物忌神社の参道に面して天保5年(1834年)ごろに建てられた長屋門で、平成16年(2004年)6月9日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「だいせんぼうながやもん」で、「おおいずみ」ではない。

文化庁の記録では、木造平屋建、瓦葺、建築面積85平方メートル。登録番号は06-0058である。

参道に構えた長屋門

文化庁によれば、長屋門は大物忌神社の参道に南面して建ち、桁行18.68メートル、梁間4.54メートルの規模をもつ。西寄りに門口を開き、東側に土間の物置(もとは米蔵)、西側に床を張った部屋を配する。

山形県の観光サイト「やまがたへの旅」は、長屋門はもともと国持大名の江戸屋敷の外まわりに造られ、格式によって建て方が定められていたと説明し、大泉坊長屋門を優に1万石以上の格式に並ぶ構えとしている。軒の飾り瓦に菊の紋章が施されていることからも、当時の大泉坊の繁栄ぶりがうかがえるという。

登録有形文化財としての価値

大泉坊長屋門は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説は、地区の集落の景観上、要となる建造物としている。

見どころ

軸部は欅材で造り、軒は出桁造、一軒の疎垂木とする(文化庁)。「やまがたへの旅」は総欅造りとしている。

屋根は文化庁の記録では入母屋造の桟瓦葺である。軒の飾り瓦の菊の紋章も見ておきたい(やまがたへの旅)。

見学について

大泉坊長屋門は参道に面して建ち、外観は参道から見ることができる。内部公開についての案内は見当たらない。

所在地は遊佐町上蕨岡字常盤森1。「やまがたへの旅」によれば、JR遊佐駅から車で約10分、日本海東北自動車道の酒田みなとインターチェンジから車で約20分。問い合わせ先はNPO法人遊佐鳥海観光協会(電話0234-72-5666)。

Q&A

Q大泉坊長屋門はいつ建てられましたか?
A天保5年(1834年)ごろです(文化庁)。
Q大泉坊長屋門はなんと読みますか?
A「だいせんぼうながやもん」と読みます(文化庁)。
Q大泉坊長屋門の大きさは?
A桁行18.68メートル、梁間4.54メートル、建築面積85平方メートルです(文化庁)。
Q大泉坊長屋門の見どころは?
A欅材の軸部と出桁造の軒、軒の飾り瓦の菊の紋章です(文化庁・やまがたへの旅)。
Q大泉坊長屋門が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成16年(2004年)6月9日です。

基本情報

名称大泉坊長屋門(だいせんぼうながやもん)
所在地山形県飽海郡遊佐町上蕨岡字常盤森1
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成16年(2004年)6月9日登録
員数1棟
寸法木造平屋建、瓦葺、建築面積85平方メートル
所有者文化庁データベースに記載なし
公開状況外観は参道から見学可(内部公開の案内なし)

参考文献

大泉坊長屋門(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00004109
大泉坊長屋門(やまがたへの旅)
https://yamagatakanko.com/attractions/detail_1882.html

最終更新日: 2026.10.14