功山寺とは

功山寺は、山口県下関市長府川端にある寺で、元応2年(1320年)の墨書をもつ仏殿が国の国宝に、室町時代の総門が国の登録有形文化財になっている(文化庁)。仏殿は昭和28年(1953年)11月14日に国宝に、総門は平成16年(2004年)7月23日に登録有形文化財となった。

文化庁によれば、功山寺は嘉暦2年(1327年)に虚庵玄寂が開いた寺で、当初は長福寺と称した。山口県観光連盟は、鎌倉幕府が滅ぶ6年前に開かれた曹洞宗の寺として紹介し、高杉晋作が挙兵した寺としても知られ、境内には毛利家の墓や幕末ゆかりの書院が残るとしている。

2件の構成

仏殿は方三間・裳階付の入母屋造・檜皮葺で、内陣の来迎柱に元応2年(1320年)の柱立の墨書があり、寺の開創より古い。文化庁は禅宗様仏殿の典型的な一例として価値の高いものとしている。

総門は本柱を棟木の際まで延ばす禅宗様の四脚門で、仏殿のある伽藍の東側正面に建つ。軒まわりは大幅に改変されたが、軸部は室町時代中期の形式を伝えている(文化庁)。総門をくぐって仏殿へ進む、中世の禅宗寺院の構えをいまに伝える。各棟の構造は、それぞれのページで扱っている。

拝観について

山口県観光連盟によれば、境内は見学自由で、書院の見学は9時から17時、拝観料は大人300円、中学生・高校生100円、小学生以下無料である。JR長府駅からバスで約10分、またはJR下関駅からバスで約23分の「城下町長府」で降り、徒歩約10分。無料駐車場があるが台数が少ない。

参考文献

功山寺仏殿(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/3198
功山寺総門(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00004299
功山寺(おいでませ山口へ、山口県観光連盟)
https://yamaguchi-tourism.jp/spot/detail_10468.html

最終更新日: 2026.10.21

基本情報

名称功山寺
所在地山口県下関市長府川端1-2-3
所有者功山寺
指定国宝 1件・登録有形文化財 1件
座標33.99565, 130.98261