大市館とは
大市館は、山梨県南巨摩郡身延町下部の下部温泉の中心部に、昭和8年(1933年)ごろ建てられた木造3階建の旅館建築で、平成30年(2018年)5月10日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「だいいちかん」。
文化庁の記録では、木造3階建、瓦葺、建築面積450平方メートル。登録番号は19-136、所有者は株式会社裕貴屋である。
下部温泉の旅館建築
文化庁によれば、大市館は下部温泉の中心部に東面して建ち、下部川に架かる神泉橋のたもとにある。山梨県は、歴史の古い温泉街に建つ旅館建築として町並みの景観に趣を添える建物としている。
1階に食堂、2階と3階に大小12の客室を配する(文化庁)。
登録有形文化財としての価値
大市館は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁の解説は、神泉橋のたもとにあって温泉街の景観に趣を添えているとしている。山梨県は、玄関の入母屋の車寄せなどに近代和風らしい外観が見られるとしている。
見どころ
木造3階建、入母屋造桟瓦葺で、正面の北端に入母屋の玄関を設ける。客室の窓には刎高欄の手摺を付けている(文化庁)。
見学について
大市館の営業状況や建物の公開についての公式な案内は見当たらない。外観は温泉街の通りから見ることができるが、所有者の妨げにならないよう配慮したい。
所在地は身延町下部48。
Q&A
- 大市館はいつ建てられましたか?
- 昭和8年(1933年)ごろです(文化庁)。
- 大市館の構造は?
- 木造3階建、入母屋造桟瓦葺、建築面積450平方メートルです(文化庁)。
- 大市館の見どころは?
- 入母屋の玄関と、客室の窓に付けた刎高欄の手摺です(文化庁・山梨県)。
- 大市館はどこにありますか?
- 下部温泉の中心部、下部川に架かる神泉橋のたもとです(文化庁)。
- 大市館が登録有形文化財になったのはいつですか?
- 平成30年(2018年)5月10日です。
基本情報
| 名称 | 大市館(だいいちかん) |
|---|---|
| 所在地 | 山梨県南巨摩郡身延町下部48 |
| 指定区分 | 登録有形文化財(建造物) |
| 指定年 | 平成30年(2018年)5月10日登録 |
| 員数 | 1棟 |
| 寸法 | 木造3階建、瓦葺、建築面積450平方メートル |
| 所有者 | 株式会社裕貴屋 |
| 公開状況 | 外観は通りから見学可(公開の案内なし) |
参考文献
- 大市館(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/101/00012360
- 文化審議会の答申(登録有形文化財)について(山梨県)
- https://www.pref.yamanashi.jp/documents/92174/300309kisyasiryou.pdf
最終更新日: 2026.10.14