岡崎信用金庫資料館(旧岡崎銀行本店)とは

岡崎信用金庫資料館(旧岡崎銀行本店)は、愛知県岡崎市伝馬通の旧東海道沿いに大正6年(1917年)に建てられた旧岡崎銀行の本店で、平成20年(2008年)3月7日に国の登録有形文化財に登録された。読みは「おかざきしんようきんこしりょうかん(きゅうおかざきぎんこうほんてん)」、登録番号は23-0283である。

文化庁の記録では、鉄筋コンクリート造2階一部3階建、スレート葺、建築面積302平方メートルで、昭和25年(1950年)、34年(1959年)、57年(1982年)に改修されている。岡崎信用金庫によれば、設計は日本近代建築の重鎮、鈴木禎次である。

登録の理由と価値

岡崎信用金庫資料館は平成20年(2008年)に「造形の規範となっているもの」として登録された。文化庁の解説によれば、旧東海道沿いの角地に建ち、塔屋を含めたリズミカルな外観を御影石と煉瓦で構成する。ルネサンス様式を基調としながら、当時流行していた幾何学的な意匠も織り交ぜ、多彩な表情を見せる。

岡崎信用金庫によれば、明治23年(1890年)設立の岡崎銀行が、当地の近代建築の第一人者であった鈴木禎次に設計を依頼して建てた。戦災後は岡崎商工会議所が補修して会館として使い、取り壊しの危機を経て昭和52年(1977年)に岡崎信用金庫が購入し、昭和57年(1982年)に資料館として開館した。地域の金融と経済の歴史を体現する建物である。

見どころ

外観では、赤煉瓦と地元産の御影石を組み合わせた壁面と、角地に立つ塔屋に注目したい。ルネサンス様式の構成のなかに、幾何学的な装飾がちりばめられている(文化庁・岡崎信用金庫)。

内部では、1階で企画展が随時開かれ、2階には日本と世界の貨幣の展示や、江戸時代の両替商の復元など「お金」にまつわる展示がある(岡崎信用金庫)。資料館は約2年間の免震化工事を経て、2021年4月にリニューアルオープンした。

見学方法

岡崎信用金庫によれば、開館時間は午前10時から午後5時(入館は午後4時30分まで)。休館日は月曜日(祝日の場合は翌平日)と12月31日から1月3日。入館料は無料である。

名鉄本線東岡崎駅から徒歩約10分、または名鉄バス「篭田公園前」下車徒歩約2分。所在地は岡崎市伝馬通1-58、電話0564-24-2367。

Q&A

Q岡崎信用金庫資料館の建物はいつ建てられましたか?
A大正6年(1917年)に旧岡崎銀行の本店として建てられました。
Q登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成20年(2008年)3月7日に登録されました。登録番号は23-0283です。
Q誰が設計しましたか?
A日本近代建築の重鎮、鈴木禎次の設計です。
Q外観の特徴は?
A赤煉瓦と地元産の御影石を組み合わせ、塔屋を含むリズミカルな構成で、ルネサンス様式に幾何学的意匠を織り交ぜています。
Q岡崎信用金庫資料館の入館料と開館時間は?
A入館無料で、午前10時から午後5時(入館は午後4時30分まで)、月曜休館です。

基本情報

名称岡崎信用金庫資料館(旧岡崎銀行本店)(おかざきしんようきんこしりょうかん)
所在地愛知県岡崎市伝馬通1-58
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成20年(2008年)3月7日登録(登録番号23-0283)
員数1棟
寸法鉄筋コンクリート造2階一部3階建、スレート葺、建築面積302平方メートル
所有者岡崎信用金庫
公開状況開館(午前10時から午後5時、月曜休館、無料)

参考文献

岡崎信用金庫資料館(旧岡崎銀行本店)(国指定文化財等データベース)
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/101/00006856
岡崎信用金庫資料館(岡崎信用金庫)
https://www.okashin.co.jp/local/museum/

最終更新日: 2026.10.05