全国の登録有形文化財
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栃木県小山市小薬の若駒酒造主屋は明治初期の酒造家住宅で、平成19年に国の登録有形文化財に登録された。東半を座敷、西半を釜場兼用の広い土間とし、南西隅から大屋根を貫く煙突が外観を決めている。建築面積は333平方メートル。
栃木県小山市小薬の若駒酒造精米所は明治初期の酒造施設で、平成19年に国の登録有形文化財に登録された。三棟のうち唯一「国土の歴史的景観に寄与」を基準とし、市道側の押縁下見板張が屋敷景観をつくる。建築面積は209平方メートル。
栃木県小山市小薬の若駒酒造瓶詰場は明治初期の酒造施設で、平成19年に国の登録有形文化財に登録された。側廻りを半間ごとの立柱で固め、中二階を含む三層を瓶詰場・白米置場・物置に充てている。建築面積は268平方メートル。
栃木県日光市足尾町のわたらせ渓谷鐵道第一松木川橋梁。大正3年の足尾本山への延伸で渡良瀬川上流に架けられた橋長56メートルの鋼製3連桁橋で、石積の躯体の上にイギリス製の錬鉄トレッスル橋脚を載せる特殊な造りをもつ。
栃木県日光市足尾町のわたらせ渓谷鐵道足尾駅貨物上屋及びプラットホーム。大正元年に築かれた延長24メートルの石造ホームの上に、平側を吹き放った木造の貨物上屋を載せる。足尾銅山の貨物輸送の拠点だった駅の歴史を伝える。
栃木県日光市足尾町のわたらせ渓谷鐵道足尾駅危険品庫。大正3年に灯油などの危険品を納めるため建てられた間口2.7メートルの赤煉瓦の小屋で、四隅に柱形をつくり、アーチ形の出入口と窓を開ける。路線で数少ない煉瓦造の建物である。
栃木県日光市足尾町のわたらせ渓谷鐵道足尾駅下り線プラットホーム。大正元年に築かれた延長109メートルの石造ホームで、間知石積の擁壁と全面の砂利舗装を残し、旧足尾鉄道の各駅のホームのなかでも建設当時の姿をよく留める。
栃木県日光市足尾町のわたらせ渓谷鐵道足尾駅手小荷物保管庫。昭和10年に建てられた桁行2.7メートルの切妻造の木造の小屋で、汽車で届いた荷物を持ち主が受け取りに来るまで保管した。内部に棚などの造作が残る。
栃木県日光市足尾町のわたらせ渓谷鐵道足尾駅本屋及び上り線プラットホーム。大正元年に足尾銅山の中枢部に開業した沿線最大級の木造駅舎で、昭和13年の改修後も外観を保つ。延長109メートルの上りホームは砂利舗装を残す。
栃木県日光市足尾町のわたらせ渓谷鐵道有越沢橋梁。大正元年に有越沢に架けられた橋長14メートルの鋼製単桁橋で、J形のスティフナーのプレートガーダーを精緻な花崗岩の橋台に載せる。付近には足尾銅山の社宅が残る。
栃木県日光市足尾町のわたらせ渓谷鐵道渋川橋梁。大正元年に渋川に架けられた橋長14メートルの鋼製単桁橋で、J形のスティフナーなど明治中期の形式を留める。足尾銅山の発見と開発はこの橋の上流から始まったといわれる。
栃木県日光市足尾町のわたらせ渓谷鐵道第二渡良瀬川橋梁。大正元年に渡良瀬川に架けられた橋長95メートルの鋼製2連トラス橋で、旧足尾鉄道最長の橋。アイバーとピン結合を用いた国産のクーパー型トラスとして貴重である。
栃木県日光市足尾町のわたらせ渓谷鐵道通洞駅本屋及びプラットホーム。大正元年に足尾の中心市街地の玄関口として開業し、昭和11年に改修された木造駅舎で、事務室と待合室をT字形に配し、妻にハーフティンバー風の装飾を施す。
栃木県日光市足尾町のわたらせ渓谷鐵道通洞橋梁。大正元年に足尾銅山の通洞選鉱所の出入口に架けられた橋長13メートルの鋼製単桁橋で、桁の両側面に銘板を付ける。選鉱所とともに足尾の歴史的景観をつくっている。
赤膚山元窯大型窯は奈良市赤膚町の赤膚焼窯元にある江戸末期の連房式登窯。奥行18m、2連の胴木間と8房の焼成室が斜面を上る。2015年からの解体修理で少なくとも2回の作り直しがわかった。2007年登録。
赤膚山元窯中型窯は奈良市赤膚町の赤膚焼窯元にある昭和26年頃の連房式登窯。大型窯の西隣に並び、奥行9.7mに5房の焼成室をもつ。古い煉瓦を再利用し、近世の大型窯と同じ構法で築かれている。2007年登録。
赤膚山元窯展示室及び旧作業場は奈良市赤膚町の赤膚焼窯元にある明治後期の木造建築。切妻造の東西棟で、西半分は作業場だった格子窓、東南隅に茶室が付き、2階には洋風のトラスが組まれる。住まいと窯を結ぶ敷地の要。
宇陀市室生田口の飯岡家住宅で主屋の東北、石垣沿いに建つ寛政2年(1790年)の土蔵。置屋根の切妻造で、南の正面だけ腰を海鼠壁とし、掛子塗の両開き戸と鏝細工の楣を備える。2010年に登録有形文化財となった。
宇陀市室生田口の飯岡家住宅で敷地の東辺に南北棟で建つ明治後期の米蔵。桁行9.9m・梁間4.0mの土蔵造2階建で、切石基礎に置屋根を載せ、南面の出入口まわりに海鼠壁を残す。2010年に登録有形文化財となった。
宇陀市室生田口の伊勢本街道沿いに建つ江戸後期の茅葺民家。桁行19m・梁間11mで、屋根は南面を高塀造、北面を入母屋造とし、床上は六間取。上質なつくりのカミザシキを備え、2010年に登録有形文化財となった。