西願寺阿弥陀堂とは
西願寺阿弥陀堂は、千葉県市原市平蔵にある明応4年(1495年)の茅葺の阿弥陀堂で、大正5年(1916年)5月24日に国の重要文化財に指定された(文化庁)。読みは「さいがんじあみだどう」。
文化庁の記録では、桁行三間、梁間三間、一重、寄棟造、茅葺で、附として厨子1基があわせて指定されている。指定番号は00664である。
文化庁の記録にある大正5年(1916年)の指定日は、旧法による指定の日付である。
鎌倉の大工が建てた堂
千葉県によれば、西願寺阿弥陀堂は、寺の略縁起では平蔵城主が鬼門の守護のために建てた堂とされ、上部はすべて金箔塗り、下部は朱塗りでまばゆいばかりであったことから「平蔵の光堂」と呼ばれたという。昭和2年(1927年)の解体修理の際に見つかった墨書から、明応4年(1495年)に鎌倉の大工によって建てられたことがわかった。
堂は正面3間・側面3間の茅葺の寄棟造で、厨子も堂と同じ様式の創建当時のもので、堂とあわせて指定されている(文化庁・千葉県)。
重要文化財としての価値
文化庁の記録に解説文はなく、形式と年代、附の厨子が指定の内容を伝える。千葉県は、県内の禅宗様建築の中でも最も本格的な様式をそなえるとしている。
見どころ
茅葺の寄棟屋根と、堂と同じ様式の厨子が見どころである(文化庁・千葉県)。
見学について
西願寺が所有する(文化庁)。千葉県によれば、休みはなく、小湊鉄道の上総牛久駅から小湊バス大多喜車庫行きで「あみだ畑」下車、徒歩約3分。無料駐車場(乗用車20台)がある。
Q&A
- 西願寺阿弥陀堂はいつ建てられましたか?
- 明応4年(1495年)です(文化庁)。昭和2年の解体修理で見つかった墨書から、鎌倉の大工が建てたことがわかりました(千葉県)。
- 「平蔵の光堂」とは?
- 上部が金箔塗り、下部が朱塗りでまばゆかったことからの呼び名とされます(千葉県)。
- 堂の形式は?
- 三間四方、寄棟造・茅葺です(文化庁)。
- 附として何が指定されていますか?
- 厨子1基です(文化庁)。
- 西願寺阿弥陀堂が重要文化財に指定されたのはいつですか?
- 大正5年(1916年)5月24日です(文化庁)。
基本情報
| 名称 | 西願寺阿弥陀堂(さいがんじあみだどう) |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県市原市平蔵1360 |
| 指定区分 | 重要文化財(建造物) |
| 指定年 | 大正5年(1916年)5月24日指定 |
| 員数 | 1棟(附 厨子1基) |
| 寸法 | 桁行三間、梁間三間、一重、寄棟造、茅葺 |
| 所有者 | 西願寺 |
| 公開状況 | 小湊バス「あみだ畑」から徒歩約3分(千葉県) |
参考文献
- 西願寺阿弥陀堂(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/482
- 西願寺(ちば観光ナビ、千葉県公式観光サイト)
- https://maruchiba.jp/spot/detail_10277.html
最終更新日: 2026.10.21