旧内山家住宅門とは

旧内山家住宅門は、福井県大野市城町10-7にある明治15年(1882年)頃建築の木造瓦葺の門で、平成30年(2018年)に国の登録有形文化財に登録された。読みは「きゅううちやまけじゅうたくもん」。

旧内山家住宅門の間口は2.9m。屋敷の西寄りにあり、すぐ南に味噌蔵が並ぶ。平成5年(1993年)に、屋敷の蔵3棟とともに解体復元の改修を受けた。

町並みをつくる門として

旧内山家住宅門は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録有形文化財になった。建物の意匠そのものより、道から見える屋敷の構えの一部として、城下の町並みを形づくっている点が評価の軸である。

屋敷の6件のうち、文化庁のデータベースが建築物ではなく「その他工作物」に分類しているのは旧内山家住宅門だけだ。部屋を持たず、屋敷の内と外を分けることがこの構築物の役目になる。

門の脇に味噌蔵を据え、敷地の南西の角には米蔵を置く。道に面する側を門と蔵で固めるのは、武家屋敷地にふさわしい表構えといえる。旧内山家住宅門は、その表構えの入口を受け持っている。

文化庁の記録で分かること、分からないこと

旧内山家住宅門について文化庁のデータベースが記すのは、明治15年頃の建築で平成5年に改修されたこと、木造で瓦葺、間口2.9mという点である。

一方、データベースで旧内山家住宅門に付いている解説文は、米蔵の解説文と一字一句同じになっている(2026年9月確認)。そのため、門の形式や扉のつくりについて公的な説明は見当たらない。この記事では登録事項の範囲で書いている。

旧内山家住宅門の見どころと見学

旧内山家住宅門を見るなら、まず道の側に立ち、門と南隣の味噌蔵を一つの構えとして眺めたい。間口2.9mという寸法は、門の前に立つと実感できる。瓦屋根の高さと味噌蔵の2階建の壁との釣り合いも、この位置から見比べられる。

旧内山家住宅門は道に面しているため、外観は道から見ることができる。撮影の可否について公式の案内は見つからなかった(2026年9月確認)。屋敷内の見学条件は旧内山家住宅(大野市)のページにまとめてある。

Q&A

Q旧内山家住宅門はいつ建てられましたか?
A文化庁のデータベースでは明治15年(1882年)頃の建築で、平成5年(1993年)に改修されています。
Q旧内山家住宅門の大きさは?
A木造瓦葺で、間口は2.9mです。
Q旧内山家住宅門が登録有形文化財になった理由は何ですか?
A屋敷の表構えとして城下の町並みを形づくっていることから、平成30年(2018年)に「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録されました。
Q旧内山家住宅門はどこにありますか?
A屋敷の西寄りにあり、すぐ南に味噌蔵が並んでいます。
Q旧内山家住宅門は開館時間外でも見られますか?
A道に面しているので、外観は道から見られます。屋敷の中に入るには武家屋敷旧内山家の開館時間に入館する必要があります。

基本情報

名称旧内山家住宅門
所在地福井県大野市城町10-7
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成30年(2018年)登録
員数1棟
寸法間口2.9m(木造、瓦葺)
所有者大野市
公開状況外観は道から見学可(屋敷内は武家屋敷旧内山家として有料公開)

参考文献

国指定文化財等データベース(文化庁)旧内山家住宅門
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/101/00012328
文化遺産オンライン 旧内山家住宅門
https://online.bunka.go.jp/heritages/detail/595972
国指定文化財等データベース(文化庁)旧内山家住宅味噌蔵
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/101/00012325
大野市 武家屋敷旧内山家 施設紹介
https://www.city.ono.fukui.jp/kosodate/bunka-rekishi/hakubutsukan/kanko/uchiyamake/uchiyamake-1.html

最終更新日: 2026.09.30