明通寺とは
明通寺は、福井県小浜市門前にある大同元年(806年)に坂上田村麻呂が創建したと伝える寺で、正嘉2年(1258年)の本堂と文永7年(1270年)の三重塔の2件が、昭和28年(1953年)11月14日に国の国宝に指定されている(文化庁)。本堂は明治34年(1901年)に、三重塔は大正6年(1917年)に旧法でも指定されている。

文化庁によれば、本堂に続いて二王堂(楼門)が文永元年(1264年)に棟上、翌々年に供養され、文永7年に三重塔の棟上が行われて伽藍が整ったようである。
2件の構成
本堂は桁行五間・梁間六間の入母屋造・檜皮葺で、外陣の側廻りの床を低くし、内陣の来迎柱を後ろに下げて仏前を広くとるなど巧妙な手法を見せ、板蟇股を挿し入れる珍しい構造法も用いる。三重塔はまったく和様による端正な塔である(文化庁)。
文化庁は、若狭地方は古くから京都との交渉が深く、明通寺の本堂と三重塔はその代表作で、地方にありながら様式のくずれがなく、中央のものに劣らない優品としている。各件の構造は、それぞれのページで扱っている。
拝観について
拝観について、公的な案内は確認できなかった。
参考文献
- 明通寺本堂(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/820
- 明通寺三重塔(国指定文化財等データベース)
- https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/102/821
最終更新日: 2026.10.24
基本情報
| 名称 | 明通寺 |
|---|---|
| 所在地 | 福井県小浜市門前 |
| 所有者 | 明通寺 |
| 指定 | 国宝 2件 |
| 座標 | 35.45342, 135.80434 |