太田家住宅米蔵とは

太田家住宅米蔵は、福島県南相馬市原町区信田沢にある明治32年(1899年)の土蔵造の米蔵で、平成30年(2018年)11月2日に国の登録有形文化財(建造物)となった(文化庁)。読みは「おおたけじゅうたくこめぐら」。

文化庁の記録では、土蔵造2階一部地下1階建、瓦葺で、建築面積は127平方メートルとされる。登録番号は07-0199である。

太田家住宅米蔵は主屋の背後の東寄りに、南を正面として建つ。平成17年(2005年)に改修を受けている(文化庁)。

桁行8間・梁間4間の大きな蔵

太田家住宅米蔵は東西に棟を通す切妻造の土蔵造2階建で、桁行8間・梁間4間の規模をもつ(文化庁)。建築面積127平方メートルは、屋敷の4棟のうち主屋に次ぐ大きさである。

内部は1階・2階とも3室に分かれ、一部に地下1階がある。正面には柱だけで壁を設けない吹放しの下屋を付けている(文化庁)。

登録有形文化財としての価値

太田家住宅米蔵は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録された。文化庁は、重厚で華やかな仕上げによって屋敷構えに彩りを添える蔵と評価している。

収穫した米を納めるための蔵を、外観にまで手をかけて仕上げている。地主の家の構えが、太田家住宅米蔵にはよく表れている。

見どころ

太田家住宅米蔵の外観は、仕上げの取り合わせが見どころである。壁は海鼠壁とし、軒下の鉢巻と開口部まわりを黒漆喰で塗り、扉は朱塗の鉄扉とする(文化庁)。

海鼠壁の格子目に、黒漆喰の縁取りと朱の扉が重なる。重厚さと華やかさを併せもつという文化庁の評価は、この取り合わせから来ている。

見学について

太田家住宅米蔵は個人の屋敷の奥にあり、内部は公開されていない。主屋の背後に建つため、道路から見えるかどうかも確認できていない。屋敷への行き方は太田家住宅(南相馬市)のページにまとめてある。

Q&A

Q太田家住宅米蔵はいつ建てられましたか?
A文化庁のデータベースでは明治32年(1899年)の建築で、平成17年(2005年)に改修されています。
Q太田家住宅米蔵の大きさは?
A土蔵造2階一部地下1階建で、桁行8間・梁間4間、建築面積は127㎡です(文化庁)。
Q太田家住宅米蔵の外観の特徴は?
A海鼠壁に、鉢巻と開口部まわりの黒漆喰、朱塗の鉄扉を組み合わせています(文化庁)。
Q太田家住宅米蔵は見学できますか?
A個人所有の屋敷の中にあり、一般公開されていません。
Q太田家住宅米蔵が登録有形文化財になったのはいつですか?
A平成30年(2018年)11月2日です(文化庁)。

基本情報

名称太田家住宅米蔵(おおたけじゅうたくこめぐら)
所在地福島県南相馬市原町区信田沢北関ノ内12
指定区分登録有形文化財(建造物)
指定年平成30年(2018年)11月2日登録
員数1棟
寸法土蔵造2階一部地下1階建、瓦葺、建築面積127㎡
所有者個人
公開状況非公開(個人所有)

参考文献

国指定文化財等データベース(文化庁)太田家住宅米蔵
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/101/00012484
南相馬の文化遺産 指定文化財一覧(南相馬市)
https://www.city.minamisoma.lg.jp/material/files/group/43/siteibunkazai.pdf

最終更新日: 2026.11.02